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上州・武尊山
藤本 伸子
山行日 2003年9月13~14日
メンバー ハイキング隊 (L)服部、天内、菅谷、古野、藤本、山北、(川崎)
沢隊[武尊沢] (L)別所、野田、藤井、鈴木(章)

 今年初めての山泊り。荷物の準備からアタフタして、フラフラしながら待ち合わせ場所の八王子に午後2時に着いた。八王子集合メンバーが全員そろったところで、新♪服部さん号で出発。途中、スーパーにより夕飯&宴会のお供を購入して、6時頃、予定していた駐車場に着いた。先に到着していた沢組は、既に宴会をはじめていた。あっこさんの指揮のもと、テント設営をすぐに済ませ、宴会の輪に加わった。
 この日は気持ちのいい風が吹き、虫もいなかったので、野外の宴会を堪能出来た。特に私にとって久しぶりの野外宴会なので、皆さんのお顔を眺めながら、銀マットの上でお酒を頂くのはとっても楽しかった。地べたに座ったことが無い&インスタントラーメンをほとんど食べたことが無いという、お試し参加のマダム川崎さんは、初の野外宴会に挑戦なさった。彼女は三峰のHPから岩つばめをよくご覧になっていたそうで、入会前にも拘わらず、会員の名前とキャラをよくご存知のようだった。宴会の途中、駐車場脇で蛍が瞬いているのを別所さんが発見して、しばし鑑賞した。
 宴会を終了しテントにはいった途端、突然の大雨。夜は暑さでとても寝苦しく、天(ない)ガエルの独唱も手伝い(ごめんね、バラしちゃった)、眠れなかった。朦朧とした中、あっこさんが、雨が入らないようにテントを閉めたり、暑がっていた川崎さんと場所を変わったりと、夜中に様々な気遣いをして下さっていたのがわかった。一人で現地集合だったヤングマン山北君は、ひたすら一般道を走り、深夜2時30頃到着した。
 翌朝は6時半に出発した。30分ほど歩いたところで、先に出発した沢隊と会う。菅谷さんが、フェルトの沢靴をお持ちになっていなかったということで、沢隊からハイク隊に加わった。
剣ヶ峰山  山道は穏やかで、終始気持ちの良い秋風が吹いて心地良かった。最初に到着した剣ヶ峰山は名前どおり尖っていて、頂上はとっても狭い。360度のパノラマ展望を楽しんだ後、武尊山を目指した。武尊山までは、比較的眺望のよい道が続き、以前行った東北の山の景色が思い出された。めぐちゃんが来たら喜んだだろうと思う。
 いよいよ武尊山頂上、というところで、道は石だらけの急登になった。そこを抜けて着いた頂上は、人だらけ。私達の通ってきたルートは他の登山者にほとんど会わなかったのに、非常に込み合っていた。座るスペースも無いので、写真を撮ってあわただしく下ると、頂上から5分程下ったところで、沢隊が見えると誰かが言い出し、実際暫くするとヤブが揺れ、ヘルメット姿の藤井さんが現れた。かっこいい! 次々ヤブから現れる沢隊は、ヘルメット&足袋姿で、皆さんとても魅力的な顔をしていらした。
武尊山頂上  下りはしばらく、ロープ有り、階段有りの、アスレチック的な道が続いた。もたついていると、すぐに沢隊が追いついて、抜かして行った。彼等の体力はすごい・・・。変化に富んだ楽しい道を終えるとひたすら下り道が続く。下るのに飽きてきて、嫌になったころやっと裏見の滝に着いた。
 帰路は服部さん山行ではオキマリの温泉に向かった。最初に目指した温泉は駐車場が一杯だった上、リニューアルして入湯料が500円から800円に値上がりしていたため、道を渡った別の温泉に入った。隣の食堂で夕飯を済ませ、帰郷した。

 服部さんは帰りもずっと運転。お疲れのところ、いつもながら大変申し訳ない・・・。ありがとうございました。

剣ヶ峰山からのパノラマ

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