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三峰山岳会に入会して
天城 敞彦

 それまで何人かの仲間と山を歩いてきたけれど、だんだんと都合があわなくなったり、あるいは新しいところに行かなくなったりで、このままではまずいなと思い、ネットで山岳会を探していました。最年少ではもちろん困るけれど、できれば最年長でもなさそうで(1947年生まれです)、幅広く活動をしている会として三峰山岳会が目にとまり、2002年の4月に入会しました。
 はじめは月に2回くらいは参加したいと思っていましたがなかなかそうもいかず、また02年の秋口には健康診断で不整脈(心房細動)が見つかり投薬治療がはじまり、03年の2月にカテーテル措置でようやく治り、また山に行けるようになりました。2003年も夏の終わりから不幸が続き、しばらく参加できなかったりで、1年半以上在籍している割にはあまり活動できていません。
 また、どういうわけか私が参加する山行きは天候に恵まれず、沢登りでまともに遡行できたのは2002年の沢登り教室の小川谷と大滑沢くらいでしょう。03年には増水した大田切川では流されそうになり松尾さんのザイルで助けられたりもしました。
 そんなわけであまり会に貢献することもできないまま時が過ぎてしまいましたが、今後ともぼちぼちと続けていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
 ただそんななかでも一緒に行動させていただいて、いろいろな技や知恵を見せてもらいました。葛根田川では雨の中での焚き火の起こしかたや、少しでも楽しい時間を過ごす術等々。大田切川では対岸の岩にザイルを投げ架けて徒渉するのには感心しました。そのほかにも多々ありますが、みんな本当に楽しそうに山に登っているし、山菜採りや秘湯巡りなどバラエティにも富んでいる。いろいろな人と山に行けるっていいものだなと思っています。


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