「70周年記念事業」として服部氏の報告文にあるとおり(p.61)、記念山行として実施されたのは、北海道の以下の二つであった。
　それぞれの山行報告は既に「岩つばめ」No.312とNo.313に掲載済みであるため、ここには再度掲載しない。簡単に参加者の感想を載せるにとどめたい。
(写真は巻頭カラーページに掲載)

●北海道・知床　知床岳　03.4.25～5.5
(L)野口(芳)、小堀、鈴木(章)、飯塚、高木(敦)
　知床半島というと、モリシゲの歌と、しんどい薮こぎ縦走のイメージがあった。北海道自体は、以前キャンプツアーをして知っていたが、どこへ行ってもだだっぴろいところだ。久々の長期休暇の開放感もあって、伸び伸びと楽しむことができた。山自体ももちろん充実したが、下山後フェリーに乗るまでの数日間、学生時代の気分に戻って行き当たりばったり、ワンダーフォーゲルを堪能した。企画してくれた野口さんに大感謝。　　(小堀記)

●北海道・大雪山　クワウンナイ川～トムラウシ岳～旭岳　03.8.11～19
(L)飯塚、鈴木(章)、土肥
　山に限らず、北海道は、実は行ったことがなかった。だからとても憧れていた。イメージとしてはとても単純なのだが、「無垢」「広大」「寒冷の地」というところだろうか。そしてほんとにそのとおりだった。期待は裏切られなかった。初の北海道行きが、JAL&リゾートホテル泊でなく、フェリー&テント泊、それも沢+縦走だったことにとっても満足している。陽子リーダーとアッコさん、懲りずにまたおつきあいください。　　　(土肥記)