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新年山行&三峰祭り 丹沢・経ヶ岳
小堀 憲夫
山行日 2004年1月17日~18日
メンバー (L)小堀、原口、広瀬夫妻、金子、服部、小幡、紺野、小林(と)、西尾、成田、橋岡、田中

 三峰の新年山行は雪に見舞われる、ことになっているらしい。土曜の朝本厚木駅に集合し、広瀬車、服部車、小堀車の3台に分乗して半原越に向う途中で、予報どおりチラホラ雪が舞い始めた。あとの2台は4WDなので良いのだが、小堀車はFFのノーマルタイヤ。案の定今宵の宿、リッチランドへの山道にかかると直ぐに積もった雪に滑りだした。男性総出でチェーンを付け、エンヤコラドッコイ再出発。少し遅れて駅を出発した服部車から、道が分からないから途中で待っていてくれと携帯連絡。チェーンを付ける間、結構時間があったはずなのに2台とも来ない。その内、広瀬車の原口さんから「どうした、遭難したか?」と携帯連絡。先に着いているようだ。その後服部車は反対の愛川町側から登ってきたことが判明。だれとも会わないはずだ。しばらく後、ようやく3台はリッチランドの駐車場で合流することができたのだった。
 峠を越えてきた服部車によると、今、半原越に車で入れないことはないが、大雪になって降りてこられなくなる可能性があるとのこと。では、ここに車を置いて歩いて行くか、オフロード4WDの広瀬車で半原越まで送ってもらうか、それともハイキングは諦めて、少し待って2時から開く宿に入ってしまうか、意見が飛び交い、私に判断が回ってきた。丁度真中辺りの意見を採って、あまり降り積もらない内に、広瀬車と小堀車2台でコッソリ半原越まで入り、寒いからソソクサと経ヶ岳だけ登って、サッサと降りてくれば大丈夫だと思うよタブン・・・、との何とも私らしい判断で、雪中ハイキング決行!
 昼メシを食べていない広瀬夫妻と腰の具合が本調子でないトミさんを残し、出発した。経ヶ岳はホントに簡単に登れてしまう山で、登り始めて汗もかかないうちに頂上についてしまった。頂上のベンチで一応新年の乾杯。そして記念というか、「ちゃんと登ったもんね」の証拠写真を撮ってすぐに下山した。

実は、これがその写真

 リッチランドは売店、休憩所、露天風呂、ロッジ、バンガロー、幕場などのあるなかなか上出来の施設だ。ただ、風呂が沸かし湯なので一晩中入れないのが難点。受付を済ませ、三角屋根の綺麗なバンガローに荷物を運び込み、買出しを原口シェフと広瀬夫妻に任せ、あとのメンバーは早速一杯やり始めた。今回、水田元委員長から差し入れの泡盛の樽酒もあり、酒は豊富だった。ただつまみの類が少なくバランスが悪い。すぐ底をついてしまい、なかなか帰ってこない広瀬車に電話してみると、原口家の近所まで買出しに行ったという。「そうか、そうか腹が減ったか、よしよし今帰るからな」とのシェフの優しいお言葉に一同ほっと胸ならぬ、腹を撫で下ろしたのだった。
 その夜の新年会は豪華絢爛酒池肉林。知っている四文字熟語を全部並べても足りないくらいに盛り上がった(少し大げさ)。ただ飲み始めにダッシュしすぎて、途中で沈殿した人が数名いた。そしてクライマックスのビンゴゲーム。今回の特賞景品は、とみさん特製のマグカップセット5セット! その他も山の小物シリーズでハズレ無し。ということで無事、新年山行&三峰祭りは終わったのだった。
 特製マグカップを焼いてくれたとみさん、いつも美味しい料理を作ってくれる原口さん、上等な焼酎を差し入れてくれた水田さん、どうもありがとうございました。
 しかし、良く食べたなぁ。原口シェフ、今度は料理を少なめにお願いします。これ以上太ったら「まいうー」の石塚になってしまう。

原口シェフの究極の鍋はもっとすごい!


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