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松木沢~皇海山
道祖土 巌

山行日 2004年10月16日~17日
メンバー (L)高木(敦)、金子、峯川、道祖土

雄大な皇海山 当会に入会をして2回目の山行となった今回、その間ささいなことが重なりなかなか参加することができず、たまっていたうっぷんを見事に晴らしてくれたと同時に少し早い秋山の雰囲気を十分に満喫させてくれた山行でした。
 初日はやや曇りがちで紅葉も例年より遅れているようでもう一歩の感じでしたが、松木沢の渡渉を繰り返し正面に皇海山を見ることが出来た頃には少しずつ色づいた稜線が姿を見せはじめました。順調にニゴリ沢から国境平に到着し、そこでは思いもよらず焚き火を囲み団欒のひと時、少し寒くなってきたころには夕飯の用意もできて、きりたんぽ鍋と適度なお酒の酔いと丁度心地よい疲れの中で個人的には熟睡でした。
鋸山で記念撮影  翌日はご来光を見届けて皇海山山頂まで一気に600m程の急登、山頂は期待していたほど見晴らしはなかったものの百名山らしく続々と人が増え始めたため早々と引き上げ鋸山へ、ようやく展望がひらけ日光連山から富士山まで一望することが出来ました。一息ついて庚申山へと出発したものの一般ルートとは場違いな崩壊した岩場といやらしい笹薮にいくぶんか惑わされながらも到着、ここで待望のビールの差し入れ、1時間遅れと大変お待たせしてしまった三澤さんからの言葉にならない喉ごしのビールと熱々のおでん、加えて最高の天気と景色を満喫し。至福と余韻に浸たることができたひと時でした。


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