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水無川本谷
高橋 俊介

山行日 2005年7月3日
メンバー (L)小幡、高橋(俊)

 初級者向け沢登り例会の一発目だったので、最近の沢人気からいってもさぞかし盛況なのだろうと出張中の台北からリーダーの小幡さんに連絡すると、「だれもいねーぞ!中止しようかな?」と寂しげな声で返答が帰ってきたので、こりゃ行くしかあるまいと参加することにした。といっても、もう何度も遡行してるし天気も悪そうだし・・・じゃあ、今年初の焚き火でも戸沢出合でしておきますか!と土曜日の夕刻戸沢に集合した。薪を拾い集めていつものように焚き火して飲んで寝た。
 翌日、思っていたより天気も悪くなく、7:00頃本谷入渓。F1で10人程の大パーティーがおりザイルを出していたので、先に行かせてもらう。以降も別にどうってことなく先に進み、F3・F9のみザイルをだした。この沢はやばそうな滝には落ち口のどちらかに鎖が連打されており、楽しさ半滅である。安全面考えるとしょうがないのかとは思うが、滝にすべてF*の標識を打ったりするのはやりすぎだと思ってしまうのは僕だけだろうか? こうも人工物が多いと興ざめしてしまう。
 3時間ほどで塔ノ岳頂上に立つも、小幡さんのさっさと降りようの一言で着いてわずか5分。早々と下山に入る。戸沢出合までいっきに駆け下り1時間半ほどで下ってきてしまった。
 なんだか、物足りない気が漂っていたので、いつものごとく「いろは」で一杯。ここで泥酔という淵をへつることにした。

〈コースタイム〉
7/3 7:00(入渓) → 10:00(塔ノ岳) → 11:30(戸沢)


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