てんぶくろの奥から、かびくさい冬山装備一式を引っ張り出し、ホエブスに白ガスを入れて、シコシコと試運転をしたりした。なんだか忘れかけていた感触が戻って来たような気がして、少しワクワクした。
本厚木駅からは、バスに乗り「飯山温泉下」で下車。飯山神社を参拝し、さらに頂上を目指して男坂・女坂をそれぞれ分かれて登る。雪は思ったより少なく拍子抜けする。「なんだよ～。」別所さんに至っては、スコップまで持って来ていたのにね～。
頂上の祠に挨拶をして、展望台にていよいよ宴会を始める。関東平野が一望だ。関東・相模一面白一色。新宿の高層ビル・池袋サンシャイン・横浜ランドマークタワー、いい酒の肴だ。原口シェフの腕が冴える。あのね。エビ・カニ・ホタテだよ。んでもって、ハマグリ・アンキモ・カキときたもんだ。してからに、キムチ投入でチゲ鍋風味付けにしておいたからに、そこにユズが「ちょっと入らせて頂きますよ」と来たもんだ。「も～～!」だよ。鍋・酒・水・素材を担ぎ上げた労働感もプラスされ、最高の味でした。
参加予定より4名少なかったが、一滴のつゆも残さず完食。原口シェフ、ありがとうございました。
下りは、フラフラと女坂を下り、飯山温泉で温まる(1時間千円)。いい新年山行でした。
今年一年みんなが楽しく安全で、なおかつ充実感の残る山行が出来ますよう、酔っぱらった頭で、ちょこっと思いながら、小田急に乗って帰途につきました。