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編集後記

 眼がかゆい! 今年はこれまでにない暖冬だからか、我が花粉センサーは早くも二月中旬には感知しだした。春は蟄も動きだすこころ躍る季節だというのに、外でマスクをはずせないのはなんとも遣り切れない。
 そういう悲しい人生の日々を送っている人向けに毎年さまざまに進化した花粉症対策グッズが春の店頭に並ぶ。必需品のマスクも年々進歩をかさねていて今年はとうとう「メガネのくもり99%カット」というのが出た。パッケージに大きく強調された「99」の数字がなんとも頼もしい。思わずこういうの欲しかったんだよネ~といいつつ買ってしまいましたね。少々高かったけど。
 これでメガネが曇らずに本が読めるようになった。うれしい! 鳥見でもこれまでは文字通り息を殺して双眼鏡や望遠鏡を覗いていたけど、これからは安心して息を吐ける。やってみると分かるけど人間息を止めて何かするというのは結構集中力が要るもんです。息を止めて覗いているうちに極楽鳥なんか見えてきたりしたらかなりヤバかったかも知れないが、そうなる前にこのマスクが出てよかった!(でも極楽鳥見たい!)
 ところでぜんぜん関係ないけど、4月からゲゲゲの鬼太郎がTVに復活します。実写版の鬼太郎映画も公開されるとか。世の妖怪好きには朗報です。極楽も近いか?

(服部寛之)

 三峰の委員を担当し始めてから10年近くが経ちました。最初は編集委員、次に委員長、その次が企画委員。その間、編集には続けて関わってきました。三峰に入ったこと自体が私の人生にとって大きなインパクトですが、編集に関わったことは、それが社内で仕事を替わるきっかけにもなったのですから、私の人生はもう三峰抜きには語れません。
 今回、後任委員長の荻原くんがリッパに引き継いでくれているのを確認できたので、少しの間委員会をお休みさせてもらおうかと思います。10年間実に色々なことがあったので、その記憶を反芻して(といってもアルコールでだいぶ溶けていますが)、その意味を考え、整理する作業をしてみたいのです。
 三峰の山行はこれからも続けるし、記憶の整理が終わって、また必要があれば、会運営のお手伝いもさせてもらいます。長い間どうもありがとうございました、そして、これからもよろしくお願いします。

(小堀)

 今回の「岩つばめ」は、特に最近入会されたメンバーの山に対する新しい発見や驚き、胸高鳴る期待が熱く熱く感じられました。その上、文章もこなれていて感心してしまいます。三峰は、汲めども汲めども涸れることのない泉のように次々と新しい喜びの種を提供してくれることでしょう。一方、山の厳しさや会での責任ということもあるはずですが、それも含めて全部をまるごと楽しんでいただければと思います。

(土肥)

 小堀さん、長い間ご苦労様でした。今号も皆さんのご協力でなんとか恰好がつきました。ありがとうございました。

(西尾)

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