トップページ > 岩つばめ一覧 > 岩つばめ325号目次

編集後記

 二度目の両神山だった。何年ぶりだったのか思い出せないが、登ったのはまたしても集中山行だ。前回は八丁峠から登った。大きな岩が連続する展望の尾根だった記憶がある。僕はリーダーで、ヨッパライをザイルで引っ張って登った。今思えば若かった。思い出は浄化され、楽しかった記憶が残った。今回は反対の両神山荘側から登った。深い森の中をゆくコースだ。一年以上山らしい山に入っていなかったので脚力に若干の不安があった。上りは地図から判断した様子と全然違わず長く感じなかった。山の感覚が鈍化していなかったことが嬉しかった。だが体力は正直だった。下りでじきに膝が笑いだした。クスクスがやがてケラケラに変わり、最後はガハガハ化しつつようやくクルマにたどり着いた。下りは上りの1.5倍くらいに感じた・・・。嗚呼、オレもとうとう老化の入口に来てしまったのだろうかっ!? ううっ。

(服部)

 前号から編集を手伝っていますが、前号では編集後記の原稿が送信ミスで届かなかったので、編集後記は今回初登場です。
 長年出版社にいたので、校正作業の経験はありましたが、山岳会の機関紙の校正は未経験だったのでとまどいも多く、またWeb上で校正をやりとりするという工程にもなかなかなじめず、西尾編集長にいろいろと迷惑をかけています。
 これまで読み飛ばしていた「岩つばめ」も編集に携わるようになると熟読することになり、あらためて三峰山岳会の活動の幅広さと、皆さんが楽しそうに山登りをしていることに気づかされます。今後ともよろしくお願い致します。

(天城)

 最近は仕事が多忙でなかなか山には行けない状況が続いております。また、編集のお手伝いがあまりできない状況でもありました。
 その中で、岩つばめの原稿を、編集を通じて読み通していくことで、あたかも山に自分が行っているかのようになり、なんとも心が落ち着きました。
 鈴木章子さんの白峰南嶺には同行したかったなあと思いました。

(峯川)

 9月に憧れの北鎌尾根に行きました。昨年9月に思い切ってひとりで西穂~奥穂~槍の縦走をして、最後に槍ヶ岳の頂上から北鎌を眺めたとき、ぜひ歩いてみたいと思いました。アプローチの水俣乗越の登り降りが体力的にきつくてみんなについて行けず、迷惑をかけてしまいましたが、北鎌尾根の岩稜歩きはなかなか楽しかったです。まだまだ行きたい沢や山があるのでトレーニングしなきゃ・・・

(Doi)

 先日、帰宅途中、家から僅か数十メートルのところで、なんとタヌキに遭いました。お互い見つめ合った後、無口ですれ違いました。まさかと思いつつ、「練馬区 タヌキ出没」でgoogle検索したら302件もヒットしました(今もう一度検索し直したら384年に増えていた)。やはり、あれは正しくタヌキ!! 以前住んでいた日高市でも遭ったことがなかったのに、練馬もずいぶん田舎ですね。
 さて、この夏は天候不順のため中止となった例会が多くて、実施された例会は7月4本、8月2本と、とても少なく、本号の内容が寂しくなってしまうことが心配されました。
 そこで、皆さんに個人山行の寄稿をお願いしたところ、頼もしいことになんと力作が8本も寄せられました。お蔭様で、総項数は88と前号を上回ることができました。
 三峰山岳会の皆さんの機動性、協力性を非常に強く感じました。
 ありがとうございました。

(西尾)

トップページ > 岩つばめ一覧 > 岩つばめ325号目次