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編集後記

 99年の春に委員長の任を仰せつかったのを機に岩つばめの取り纏め役から補佐にまわり、以降校正役のひとりとして編集に関わらせていただいてきましたが、その任からも今号を以って解いてもらうことになりました。振り返れば1986年7月、入会後一年した頃から岩つばめの編集に関わることになり、以来今日まで21年9ヶ月もの間よくも続けてきたものだと、そのシツコサに自分でもいささか呆れております。
 しかし、岩つばめは三峰メンバーの心と心をくっつけるボンドのような役割をもつとともに会の歩みの記憶装置でもあり、その中に入り込んで編集の窓から様々な出来事をつぶさに見てこられたことは、誠に幸いでした。特に、文は人なりと言うごとく、作業を通して多くのメンバーの人となりに触れることができたことは、自分の成長にとって大きなことでした。
 本当にありがとうございました。気がつけば思いもかけず鳥好きの山ヤとなった現在、今後は野鳥と山をテーマに活動してゆく所存ですので、どうぞよろしく。

(服部)

 今年の三峰の幕開けは、槍平雪崩事故という大変なことで始まってしまいました。
 アタマは、山に行くということそれ自体に内在する危険が、時としてこういうかたちで顕在化するんだなと理解しました。
 でもいまも気持ちは納得していないのです。大切な山の仲間を失ったかなしみはベースの通奏低音のように心の深いところで響いています。
 さて、「岩つばめ」の編集には、編集長2年、校正補佐3年間関わらせていただきましたが、今回の号を最後に離れることになりました。みなさまご協力ありがとうございました。感謝しています。

(Doi)

 1月12日に沖縄県の宮古島でレースがあったので走ってきました。亜熱帯の島なのだから東京よりずっと暖かいのは当然なのですが、その日は特別暑かったようで、26度の夏日になり、蝉の初鳴きも記録されたそうです。暑くて途中で何度も水をかぶりました。まさか1月に水をかぶりながら走るなどとは予想もしていませんでした。そして羽田に着いてバスに乗り換えたときの寒かったこと。日本は広い。

(天城)

 昨年は仕事の都合でなかなか山に行けない状況が続いていましたが、ぼちぼち山に行けるようになり、山に癒されています。編集のお手伝いをさせていただいておりますが、いつも山に行った気分になり楽しいです。今回は鈴木章子さんの比志の塒への山行が非常に興味深いものとなりました。

(峯川)

 今号で、編集補佐をしていただいていた服部さん、土肥さんがご退任です。お二人には、編集長の職務も含め、長い間岩つばめの維持・発展にたいへんご尽力いただきました。ありがとうございました。
 今号は、事故の影響等もあって例会本数が少なく、ページ数は少なくなってしまいました。でも個人寄稿もいただき、なんとか50ページは確保できました。

(西尾)

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