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西上州・碧岩・大岩
高木 敦子

山行日 2007年11月18日
メンバー (L)高木、箭内、前野、石川

 秋が深まると、なぜか西上州の山に行きたくなる。今回は10ン年ぶりで碧岩に行くことにした。当時はちゃんとしたロープを持って行かなかったので、大岩から先に行くのを断念したが、今回はそのリベンジのつもりだったが。
 下仁田駅からタクシーで登山口まで入るが、りっぱなトイレつきの駐車場に惑わされてちょっぴりのロスをしてしまう。気を取り直して、沢沿いにあるゲートボール場の脇を抜けて居合沢に進むが、途中の倒木で前野さんが滑ってあわや転落!の場面あり、見事なヒラタケをゲットしたりと楽しく進む。30分も進むと、西上州にもこんな滝が、と思うような見事な3段の滝が現れた。滝の右側を登るが、横から見ると一段と見応えがある。
迫力十分、登る程に圧倒されます  さらに進むと碧岩沢が出てくるので、その先の居合沢が曲がるところで渡り、沢にそって登り二俣を左に入って急斜面を上がると尾根に出る。そこで箭内さんの提案により、まず大岩を目指すことにした。稜線の木立を抜けると両側が切れ落ち、爽快な岩稜となりスリル満点である。頂上で景色を堪能し、休憩中に勧能側に降りるルートを見たが、かなり急で一筋縄ではいきそうもない。やはり前夜発にして余裕ある時間で臨まないと難しそうだ。という訳でまた課題となってしまった。
稜線からみる大岩、これぞ岩稜ハイク  ルートを戻り碧岩に向かう。まさに山と言うよりはでっかい岩がドンと置いてあるようだ。基部から立ち木に?まりながら登るが、取り付きの2m程が厭らしい。身体をなんとか引き上げると、そのまま木に?まりながら登り頂上にでた。ここでも西上州の独特な山並を眺めて同じ所を下るが、安全の為ロープで確保しながら降りることにした。西上州は結構このテの岩山が多いのでスリル満点で面白い。高度恐怖症の人には勧められないけどね。
 帰りは来た道を引き返し、バス停のある羽根沢まで歩いて下仁田駅に出た。今回も大岩の先には行けなかったけど、景色も満喫出来たことだし、ビールを片手に満足感に浸りながら車中の人となった。
 皆様お疲れ様でした。面白かったでしょ。

冷汗もかいたけど、満足度100%

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