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山スキー・かぐら
さとう あきら

山行日 2009年1月11日~12日
メンバー (L)佐藤、土肥、小堀、渡辺、山崎、飯塚、菅原、宮野

 成人の日の3連休ではあるが、その後半2日間に今シーズン初めての山スキー足ならし例会山行を入れてみた。
 土曜夜に都内を出発し、午後11時半、みつまたゲレンデの駐車場に到着。何と無料休息所は仮眠が可能となっている。ほどほどの就寝スペースもあり、しかも床暖房で快適そう。小宴会ののち、ちゃっかりこちらにお世話になる。
元気な女性陣  1月11日朝、リフト2日券を購入し、よ~し2日間しっかり元を取るようがんばるぞ、と皆にカツを入れ、8時のロープウエイでゲレンデに繰り出す。あいにく最上部に通うかぐら第一高速リフトは強風のため運休中。仕方なく同じく運休中の第2ロマンスリフト下のコースを滑る。こちらは約20cmの新雪が積もっており、コースは短いもののなかなか楽しめる。
 11時、待ちに待った第一高速リフトが動き出し、さっそくシールを付けて出発。と思いきや、菅原さんは今迄のスキー用のシールを間違って持参してしまい、新型幅広スキーには取り付けられないことが判明。結局、小堀、山崎、飯塚、佐藤の4名でハイクアップし中尾根を滑ることにする。残りはゲレンデで練習続行。
 12時半、神楽が峰の稜線に登り、1時15分、滑り出し。期待どおりの軽い粉雪だ。我々パーティがシュプールを刻む所もあり、さらに気分が高揚する。
 途中より尾根右側の傾斜35度程の深雪シュートを絶叫と共に滑り下り、第5ロマンスリフトのベースへ。シールでスキーコースにハイクアップののち、和田小屋でビールの小打ち上げとする。その後、田代の宿場の湯へ。こちらは混雑が少なく快適だった。
35度の深雪シュートへ  今宵もまた無料宿泊所にお世話になり、翌12日は反射板尾根をめざす。今日の同行メンバーは昨日の4名に加え、シール取り付けリベンジで臨む菅原さんと、山スキーデビュー戦を飾る渡辺さん。
 第一高速リフトトップ出発9時10分。稜線10時半。菅原さんはやはりシールが不調で結局ずっとツボ足で、また渡辺さんはワカンをはいて登ったためスキー組からは少し遅れての到着だ。それにしても今日は快晴。正面には苗場山が、また北方には津南に続く尾根が白く光る。
反射板尾根をデビュー戦で飾る  目指す反射板尾根は神楽が峰のピークの100m手前から滑り出す。11時出発。上部は少しクラスト気味だが、木が出てくると柔らかな雪質となった。しかしゲレンデのフラットで潜らない雪とは全く違うため、渡辺さんは悪戦苦闘の連続だ。横滑りやキックターンなど、ゲレンデでは忘れられている基本技術も山の中では重要だ。最後は沢の中を滑り、12時50分、田代第8ロマンスリフトのベース着。お疲れ様でした。
 すでに天候は吹雪となり、視界の無い中を14時駐車場に戻り。その後、温泉銭湯で名高い湯沢駅前の江神温泉に入浴。仕上げに中野屋の名物へぎそばを食し、帰路へ付いた。

雪にもめげずがんばりました仕上げはへぎそばだ

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