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救助訓練・奥多摩
さとう あきら
山行日 2009年6月13日~14 日
メンバー (L)佐藤、三澤、紺野、森田(温)、土肥、飯塚、星野(両日とも参加)
大南、小堀、前野、渡辺、峯川(6/13のみ)
金子、箭内(6/14のみ) 合計14名の参加

 今回は、渡渉訓練を小堀さんに、また搬出訓練を三澤さんにお願いして、それぞれの得意分野を教授してもらうことにした。
 訓練前夜の6/12、講師それぞれの車で鳩ノ巣駅に集合する。訓練内容の最終確認と翌朝一番で渡渉訓練の実施場所を確定しておく必要があったためだ。そのためアルコールも少なめの、ささやかな宴会にて夜は更けた。
余裕のスクラム  6/13早朝、鳩ノ巣バンガロー下の多摩川の状況を偵察に行く。しかし水量は子供の水遊び程度しかなく、訓練にならない。
 代案としていた上流の海沢出合に行くと程々の水量があり、こちらに決定する。
 朝9時半、定刻に全員が鳩ノ巣駅に集合。ムム、皆の意識は高いぞ。車3台に分乗し、予定の海沢出合へ移動する。
 まずは小堀講師の説明に従い、皆で単独渡渉、スクラム渡渉、ザイルでの確保方法などを確認、そして午後は近くの石垣で懸垂下降や仮固定技術の確認などを行った。
ザイル確保もOKだ!  その後はもえぎの湯で冷えた体を温め、鳩ノ巣バンガローに移動。今度は「三峰・安全登山マニュアル」に従った緊急対応方法などを確認しあった。
 翌6/14朝、後発の金子、箭内両名と共に、長久保沢へ移動する。雲風呂から仕事道を15分ほどで訓練場所の大滝だ。しかし滝上の確保支点までがちょっといやらしい。確保ロープを張りそろりそろりと全員で登り、まずは準備完了だ。
 事故者の滝場通過を想定し、上で確保しながら順番で下降、引き揚げなどを行う。
 そんなことをしているうちに強い雨となった。まだ訓練中途だが現場は危険と判断し、12時過ぎに撤収とする。その後近くのあずま屋にてストック松葉づえの確認等をして訓練終了となった。皆さん、お疲れ様でした。


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