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編集後記

 今年も早いもので終盤です。7カ月ぶりのクライミングに、10年ぶりの小川山へ行きました。天気が曇りがちだったにもかかわらず、久しぶり過ぎてちっとも登れなかったにもかかわらず、岩にへばりつくのは単純に楽しかった!来年は「月イチ岩通い」を目標にしようと思います。

(大田)

 本号の対象期間中、大変印象深い山行がいくつもありました。夏の双六谷は、あんなに水量の多い沢登りは初めての経験で、箭内さんの強力なリードのおかげで何とか無事遡行できました。9月の剱岳北方稜線は、本文でも書きましたが、紅葉の最中、すばらしい縦走でした。10月の尾瀬のキノコ狩りは、私もあえて老いらくの恋をしてでも、三峰の方々に蹴飛ばしてもらいたくなりました。

(天城)

 剱岳北方稜線を歩いた集中山行が無事終了し、やれやれと思ったのも束の間、翌日帯状疱疹と診断されてびっくり!それも4月から発症していたとのこと・・・。しばらく山に行けない状況となりました。また仕事も忙しくなり、山に行けるのは来年の4月以降のようです。さて、編集作業に関わってしばらく経ちますが、例会が実施されたのに編集作業が出来ないという状況が今号はかなり目立ちました。編集をしている者として非常に寂しい思いをいたしました。多忙の中、執筆をお願いしている状況ではありますが、ほんの数行でも協力いただければ幸いです。

(峯川)

 今年の秋の集中は祖母谷温泉だったが、実は祖母谷行は今までに2回敗退している。1度目は2002年9月に飯塚さんリーダーで白馬岳~清水岳~祖母谷のコースだったが、トロッコ電車が不通になって、白馬から祖母谷に下りても帰る足がないため、やむなく蓮華温泉に下りた。2度目は、2006年10月に別所さんと前回と同じコースを辿る予定だったが、予想外の秋の猛吹雪に見舞われ、逃げ込んだ小屋に2日間閉じ込められ、間近で起きた遭難事故に遭遇、このときも目的地祖母谷には行くことができなかった。今回は、3回目のチャレンジ。「2度あることは3度ある」で3度目の敗退となるか、はたまた3度目の正直で祖母谷の温泉に浸かることができるのか、特に2回目の体験が強烈だったので祖母谷は心に引っ掛かる存在だった。でも今回はあきらさんリーダーの白馬鑓温泉~唐松岳のコースで無事に祖母谷に入ることができた。気になっていたことが一つ解決した。

(西尾)

 今号は、多くの会員が参加した集中山行の原稿や多くの個人寄稿もいただき充実した内容に仕上がりました。私自身は、様々な事情でルームにも山行にも参加できず、会員としての役割が編集作業のみとなってしまいました。原稿の催促から始まって写真の手配、フォーマットへの直し、写真の貼り付けやキャンプションの作成、そして校正作業と送られてくる原稿それぞれに違った作業をこなします。それでも思いもよらず個人寄稿が、寄せられた時は大変励みになります。今回は、編集に際し私事のため途中から作業を峯川君にお願いしました。滞りなく発行していただきありがとうございました。

(道祖土)

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