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八甲田山 スキー
さとう あきら

山行日 2009年12月26日~29日
メンバー (L)佐藤、山沢、山崎、三澤、小山、広瀬(昭)、広瀬(優)

 北アルプス槍平での雪崩事故から早くも2年。3回忌を迎えるという事もあり、会としてのご焼香を兼ねてこの山行を企画した。

12月26日
 前夜都内を車2台に分乗して出発し、早朝に青森に到着。まずは駅前地下の市場巡りで地元食材チェックと北海グルメ刺身定食。観光客料金だがさすがにうまい~っ。
 その後駅前の越前屋さんの弟さん宅にお伺いし、皆でお線香をあげ、ご本人の三峰でのご活躍などの話に花を咲かせた。今宵は酸ヶ湯でマダラ鍋での入山祝いとなる。
12月27日
 朝一番で八甲田ロープウェイにて登るがガスが濃い。まずダイレクトコースを1本滑り足慣らしをし、下山口に車を回す。
同行して頂いた八戸山水会の皆さんと  午後12時半、銅像コースに滑り出し。しかし10m程の視界は全く改善せず、滑っていてもフラフラ山酔い状態だ。他コースへのシュプールにだまされたりして迷ってしまうが、なんとか切りぬけ、午後3時銅像茶屋到着。今回は一般山スキーコースと甘く見てしまい、少々失敗でした。地元八戸山水会の皆さんにはお世話になりました。
12月28日
 強風のためロープウェイは運休。皆で冬の十和田湖へ。土産物屋には戸板がかかり、乙女の像の周囲にはエサ欲しさのアヒルばかり。ひっそりとしている。これが冬の東北だぁ。
 帰途、深沢温泉で入浴と自炊昼食。薄茶褐色の硫酸塩泉で、ぬるめながらもキリリ湯上り感で爽快だ。
 今回の酸ヶ湯の湯治部屋は1泊3300円と格安。10畳間と広く、シーツも隔日交換と気持ちの良い配慮だ。一方看板にしている風呂だが、こちらは頂けない。混浴維持のためと、それぞれの大浴槽中央に仕切表示板を出し、ここより男性女性と分割しているのだが、入浴者が圧倒的に多い男性側部分はいつも大混雑、一方残り半分の女性側は無人である。せっかくの大きな風呂、男だって広々と入りたいよぅ。女性のバスタオル巻き入浴を認めれば良いのに。時代の流れなんだけどなぁ
12月29日
 広瀬さんご夫婦と三澤さんは朝のうちに帰途へ。残り4名は本日よりオープンとなったフォーレストコースを2本滑る。今日は視界も効き、軽い深雪も気持ちが良い。
 夕刻八戸駅で新幹線組とも別れ、夜の高速道を一人さびしく帰途についた。


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