トップページ > 岩つばめ一覧 > 岩つばめ332号目次

山スキー・神楽ヶ峰
高橋 俊介
山行日 2010年1月11日
メンバー (L)佐藤、藤井、深谷、鈴木(章)、山崎、成田、渡辺、高橋(俊)、佐藤さんの息子

 3連休なので、みんな縦走等に行くのかと思いきや、正月山行でお腹いっぱいだったらしく予想外に大勢集まった。
 朝イチのロープウェイに乗るため、前日、かぐらスキー場の仮眠室に集合した。久々に再会し「元気だった?」と声を掛け合っている最中、「初めまして」と青年が挨拶してきた。新人さんかな?と思ったら、リーダーの上の息子さんだった。あまりにも立派な青年になられていたのでびっくりしたのと、私も年をとったなぁ~としみじみ感じてしまった。
 深谷さんからも、「しゅんちゃん、若い若いと思ったけど、こうして見るとやっぱり違うわねぇ~」と言われ、微妙にショック・・・(>_<)
 明日7:30朝イチのロープウェイ出発を確認してから、再会を祝して早速カンパイ!久々の例会参加だが相変わらずの三峰スタイルで一安心した。
 翌朝、新潟から来た小生にとって、10日ぶり以上に見る太陽と青空である。予定通り全員で朝一番のロープウェイに乗り出発。順調順調と思いきや、ロープウェイを降りた時点で、今年新調した渡辺さんのスキーのビンディングがうまく機能していない。どうやら買ったままで何も調整していなかったようで、靴とビンディング位置が合っていないようだ。ここで渡辺さん、あっこさん、ボード派の佐藤さんの息子さんはゲレンデで、残りは神楽ヶ峰を目指す2パーティーとした。3連休のしかもピーカンということもあり、第一高速リフト降り場にはガイド山行や個人パーティーも含めて、20人近くがこれから登ろうとしており、我々もシールをつけて出発。これだけ人が入っているのでトレースもしっかり付いている。トレースに従い順調に高度を上げると、背後には谷川連峰から八海山、中ノ岳、越後駒の越後三山がはっきりと見渡せ、汗ばみながらもみんな笑顔だ。途中、朝一番で登ったパーティーが早速、中尾根上部の斜面を雄叫びをあげながら滑っていくのが確認できる。昨夜まで雪が降り続いていたので上部はパウダーになっていると期待でいっぱいだったが、予想通りふかふかのパウダーになっているようだ。協議の結果、我々も中尾根上部の斜面がよさそうとのことで、途中トラバースを交え尾根上部の小ピークに到着。
 カンパイビールを忘れた!と思ってたら、さすが、深谷さん。しっかりザックに忍ばせて持ってきており、山の神様に感謝!滑降前に身を清める(?)。
 ここからパフパフのノートレースの斜面を思うようにすべり降りていく。藤井さんは細身のテレマーク板なので、この雪では沈みこんでしまってバランスが取りづらいようだ。ゲレンデパーティーとゴンドラ山頂駅で待ち合わせしているため、中尾根とゲレンデとの間の沢沿いをトレースを追ってすべり降りる。実質30~40分足らずでゴンドラ山頂駅に到着しゲレンデ組ともレストハウスで合流した。
 あまりにも天気が良いので、レストハウスで昼食、そしてここでもカンパーイ!となってしまった。しかし、せっかく買った1日券なので、2時から下山を目安に皆、ゲレンデを思い思いにすべる。連休の最終日ということもあり、ゲレンデは空いておりリフト待ちも全くない。予定通り14時から下山開始し14時半には駐車場に到着。小生はここからでも1時間半もあれば帰れるのでここで解散した。

P.S
 今年は予想以上に降雪量が多いので、雪山大好きな人にとっては、いろいろと遊べるかもしれません。
 新潟方面での山行計画を立てるときは連絡ください。酒とカニ持参で駆けつけます!あと、飯豊方面も開拓しておきます。


トップページ > 岩つばめ一覧 > 岩つばめ332号目次