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新年山行・石老山
広瀬 昭男

山行日 2010年1月17日
メンバー (L)田原、播磨、山沢、江村(皦)、佐藤、勝部、冨岡、遊佐、川崎、広瀬(昭)

 今年も恒例の新年山行に参加させて頂きました。年末に降った雪も殆どなく、快適に登ることが出来た山行でした。
 振り返ればこの新年山行には、いろいろな思い出があります。降雪直後の丹沢大山にてラッセルをしたり、また同じ大山にて、急遽歩くんだということになり、下山が午後7時過ぎになったこと。飲み過ぎて足元が覚束無いくらいなら序の口で、酔って先に下山してしまったり(その後捜索をしたのです)。また何故か前歯が欠けた人もいる。あまり詳しくは書けないので、このくらいにしておきましょう。
 さて、この石老山は平成元年にも新年山行で登っております。今回その時のメンバーも6名程おりました。歳はとったものの皆さんまだまだ元気で、かつ隠居などもせず現役で働いております。飲みっぷりも少し衰えたものの嫌いではないようです。
 9時に相模湖駅に集合。その後、バスにて石老山入口へ。登山道は最初からずっと急であり、石老山というだけに、滝不動・屏風岩という大岩の間を縫うように登り、駒立岩・大天狗などなど・・・名称の付いた奇岩が多くあり、単調な登り道に変化をつけてくれていました。尾根に出ると眼下には相模湖が見え隠れし、また目前には奥高尾の山並が姿を現し、とても綺麗でした。途中私の靴底が剥がれてしまい、タオルを縦に裂いて下駄の鼻緒を直すように巻きつけて紐代わりにしました。ビーチサンダルを同じようにして直した方もいるようです。遅れて頂上に到着。鍋班が私の牛蒡と葱を首を長~くして待ちわびていました。
 ルームでの打ち合わせ会では、今回鍋はやらないとのことでした。が、それでは寂しいから・・・ということで、佐藤さんが音頭を取り、皆で食材を分担して担ぎあげ、2種類の鍋(芋煮と海鮮鍋)に舌鼓を打ち、かつ美味しいお酒と共に鍋パーティも盛り上がりました。
 別所パーティ4人も2つ目のピークにも拘らず、一生懸命鍋を求めて(?)登って来ました。皆さんご苦労様でした。珍しくお酒の量が少なく(?)悪酔いする人もおらず早々の下山となりました。頂上からは、今迄に登った山々、もちろん新年山行で登った山も望め、下りも急な道が続くため、慎重に下って行きました。以前来た時は、見通し良く、周囲の山々を眺めながら酒を飲んだはずの所も木々が伸び全く眺望がきかず、当時の面影がなくなり驚きました。
 前回と同じく渡船にて相模湖を渡ることになり、船上では船頭さんから近隣の山々の説明を聞きながら、ノンビリとしたひと時を過ごしました。
 列車待ちの間、先の6名は呑み足らず、駅前の蕎麦屋にて昔話に花を咲かせておりました。
 快晴で風もなく、3時間半の行程による日だまりハイクでした。皆さん無事に下山したようです。

別働隊・石砂山~石老山
YUKI

メンバー (L)アルプス別所、森田(温)、YUKI、[山口(敦)]

6:40 相模原駅集合
 まだまだうす暗く、さむーい。人生藪の中チーム?!集合です。

7:20 登山口着
 予約済みのタクシーで移動。走り出してすぐにメーターが3000円超えで、運転手さんにメーター大丈夫?と聞いてみたら隣町から来ているから・・・と、失礼しました!本日のルート中間点となる牧馬峠を通過し、登山口に7:20到着。予想外の出費にみんな少し凹んでいますが・・・、カメラを向けると笑顔!(注1)

7:40 出発
 気持ちと身支度を整え、地図&コンパス、リーダー配布の資料(注2)を参考に石砂山東尾根を登ります。さすがに冬、あまり藪藪していないし、見通しがいいから尾根の形が分かりやすい。虫もいなくて、冬は藪山行にはいいのかな?なんて思いながら歩きました。たまに登山道を示すテープを見つけ、ちょっとがっかり、その反面ちょっと安心。森田さんに先頭歩く?と声を掛けられますが、自信がないのでゴメンナサイ、てへ♪

10:05 石砂山山頂
 天気もよく暖かかったけれど、ベンチの陰には雪が残っていました。丹沢方面の山々、木のあいだから富士山が見えていました。記念写真をとって下山口を探しますが・・・、少し苦労します。ここだー!と思ったら登山道。

石砂山山頂 11:20 牧馬峠
 数時間前にタクシーで通過した牧馬峠に戻ってきました。車道を歩き、石老山への取り付きへ向かいます。車幅は狭いけれど、意外に車通りがあり要注意。人通りは皆無。リーダーはギフチョウの看板と記念写真。春の女神と称されるギフチョウですが、看板の写真はちょっと蛾のようで・・・。きっとホンモノは美しいはず?!

今日は看板で我慢 11:30 ビールタイム?!
 石老山側に登り始めた途端、リーダーのザックとお尻が濡れていることを発見!急遽ビールタイム♪ですが、ほとんど残っていません。休憩後の登りは、土が脆くて、落ち葉もたんまりあって登りにくい。ビールをザックに飲ませてしまって少し凹んだリーダー、一度道路に降りてしまって気が抜けたワタクシ、少し遅れてしましました。先頭を行くのは森田さん、姿が見えなくなったと思ったら小ピークで喫煙タイム、余裕なお姿でした☆

石祠、今日はこれも目印の1つ 12:40 石老山山頂
 山頂が近づいてやっと他の登山者とすれ違いました。複数のパーティで賑わう山頂でひときわ目立っていた本隊と合流。本隊リーダーのヨーデルを聞きながら、鍋&酒を堪能し、記念写真を撮ってしばしのお別れ。富士山はすっかり霞んでしまっていました。

本隊と合流してパチリ 13:40 下山開始
 420m点を目指して石老山北尾根を下山。落ち葉がふかふかで気持ちよく、人が入っていない割には歩きやすい道でした。しかも暖かくて気持ちがいいから・・・眠くなる。休憩中、モートーという声が聞こえてきて、リーダーが返事をしています。まだまだ上のほうにいる様子、あれだけ飲んでいれば・・・ねぇ?

お疲れさま! 14:50 下山&反省会
 地図を片手にルートを振り返り反省会、よく歩いたご褒美にリーダーからチョコレートが振る舞われました~♪

今回のコース
今回のコース
注意事項写真注意事項

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