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鷹ノ巣山
高木 敦子

山行日 2010年3月6日~7日
メンバー (L)高木、森田(純)

 たまにはのんびりと雪上ハイクをして、チーズフォンデュでも楽しもっかなぁ~、と企画してみたのだけれど??ん?雪が無い~!
 いつも車で行く山行が多いが、今回は久々の電車なので遅刻は許されない。事前に時刻を確認して、奥多摩で純子さんと落ち合い、バスに乗って鴨沢までは予定通り到着。身支度の後出発するが、雪の形跡はまったく無し。まあその内出てくるだろうと、のんびりと歩きだした。鴨沢コースは初めてだったが、なだらかな登路なので、鈍ってしまった体にはありがたい。おしゃべりをしながらゆっくり歩くが、行けども行けども景色は変わらない。雪なので装備にストックとアイゼンを加えたが、言った本人がストックを持っていないのでピッケルを持参、でもこれじゃ~無用の長物となりそうである。
 雪のないまま歩く事4時間、荷物と体が重いのと、雪が全然無くおまけに雨まで降り出したのとで結構時間が掛かり、七ツ石小屋でジ・エンド。明日の天気を考えると、鷹ノ巣から奥多摩まで歩く気がしなくなり、小屋の前でテントを張る事にした。小屋の人に聞くと、先週に降った雪は2~3日前に解けてしまったそうで、今年は少ないとの事だった。暗くなるとテントの入口や靴を入れたビニール袋の周りに、細かい虫がびっしりいたのには驚いたが、朝には消えていた。
 降っていた雨が朝には雪に変わり、ちょっぴり雪山の気分を味わって、来た道を帰る事にした。純子さんのパートナーは別の山行で鳳凰三山に行っているが、あそこも雨にやられているかもね、と話しながら降りていった。
 今年は雪山なのに雨に降られるのが多いが、冬用テントだとフライシートを持って行かないので、雨だと悲惨な状態になりかねない。そうこう話している内に鴨沢に到着、バスを待っている間に、トイレにある水道で靴やスパッツを洗って帰路についた。
 いや~純子さん、折角参加してくれたのにスノーハイクにはならなくて残念でした。でも楽しいおしゃべりとのんびり山行で、楽しめました。次回は雪上でチーズフォンデュやりましょうね


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