林道で支度を整え入渓。午後から雨の予報となっていて、空を窺いながらの出発。梅雨時期は仕方がないですね・・・。沢底の縞模様がきれいで印象的でした。水は意外に冷たい。少し茶色がかった水と、暗い色の岩のため、最初は水の深さが分かりにくく、目が慣れるまでちょっと苦労しました。
最初は絶対に濡れたくない様子だった荻原さんは、パンツが濡れてからは諦めた様子。そのおかげで?2回リードをしてくれたので、直登できる場所も2ヶ所増え、ワクワク度アップ♪ 結局、高捲したのは小屋跡手前の2段10mの1ヶ所だけでした(最後の10mナメ滝は高捲きした方は2ヶ所かな)。ツメは、藪こぎがなくて快適。あっという間に三国山。展望は残念ながら真っ白でした。
下山は、バス停に着く時間によって、上野原方面か、上川乗方面かを決めることに。バスの時間を気にしながら下山開始。小雨に降られながら、軍刀利山、熊倉山を経て浅間峠へ。ここで上川乗に下山することを決定。その後も順調に下山を続け、バスの時間にちょうどよく下山。
上川乗からバスに乗り、十里木で下車して「瀬音の湯」(3時間まで800円)へ。温泉へ向かう吊り橋がいい感じ。天気が悪いのに混み合っていて人気がありそうです。泉質はアルカリ泉でお肌ツルツル♪休憩所で1時間ほどプチ宴会ができたため、軍刀利沢山行の核心部と噂される立川「和民」をエスケープして帰途につきました。軍刀利沢は、“釜や淵をもった直登できる滝が連続していて飽きない”との情報通り、楽しい沢でした。遡行時間が短くて小粒ながら、釜や淵では胸や肩まで浸かって楽しんだので充実感アリ☆“浸かりたい派”にもオススメです(笑)