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ハイキング・西上州鹿岳
さとう あきら

山行日 2010年10月16日~17日
メンバー (L)佐藤、藤井、田原、江村(皦)、富岡、(平尾)

 鹿岳(かなだけ)は西上州を代表する岩峰の山だ。下仁田方面から遠望するとカシューナッツ状の岩がそそり立っているので直ぐに発見できる。新人ハイキング用として企画したのだが、寸前に参加者のキャンセルが続発し、残るはお試しの平尾さんひとり。
 参加メンバー不足で開催が危ぶまれたが、心優しいオジサン、オバサンが付き合ってくれることになり、何とか企画通りに実施出来ることになった。皆さんに感謝です。
 10月16日、午前11時に水道橋に集合し出発。下仁田のスーパーで酒や食材を買い足し、鹿岳登山口近くの運動公園に到着15時。
 今回のメインは焚き火料理。枝打ちした桜の枝も、パリパリ乾燥状態で直ぐ脇にうず高く積まれており、とても燃やし切れる量ではない。さっそく鍋かけを組み立て、焚き火宴会の開始だ。
焚火宴会進行中  焚き火宴会の開始だ。メニューは牛肉塊のワイルド串焼き、芋煮、ホイル焼き、五平餅など盛りだくさん。最後はうどんでしめて、夜半前にお開きとなりました。
 翌17日は佐藤、田原、藤井、平尾で下高原から鹿岳へ向かう。杉林の急登を進み稜線に出て一休みしていると、すぐ下を大型の動物が走り去ったのが分かる。ヤブに隠れて何の動物なのかは確認出来なかったが、その重量感よりツキノワグマだったのではないか、というのが結論である。登山道で鉢合せしなくて良かった。
 ハシゴを登り、まずは一ノ岳へ。見晴らしは良いのだが、カスミがかかり遠くの山は見えない。しばし休息後二ノ岳へ向かおうとするが、田原さんの足がつって歩けないという。ここで2パーティーに分割し、私と田原さんは一緒に往路を下山、残り2名は二ノ岳を越えて予定ルートを踏破した。
 平尾さんは今回の参加メンバーの個性やキャンプ内容にだいぶ驚かれたようですが、無事入会して頂きました。これからもどうぞよろしく。

〈コースタイム〉
下高原登山口発(08:00) → 稜線(09:45) → 一ノ岳(10:00) → 木々岩峠登山口戻り(12:00)


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