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雪山登山・仙丈ヶ岳
原田 比呂野
内田 優生
杉本 弓子
平尾 英也
峯川 正行

山行日 2010年12月31日~2011年1月3日
メンバー (L)峯川、(SL)高木、平尾、原田、杉本、内田

【プロローグ】(峯川)
 初めての雪山を堪能し北沢峠から戸台の駐車場に着き、これから一体どんな山に私が挑戦できるのだろうかと希望と夢を抱いていたのが確か6年前の正月・・・。あれから時間が流れていきました。この数年間は私が思い描いていた通りにはいきませんでしたが、自分が進むべきベクトルは分かったと思います。そして今年は多くの新人が入会し、初めての雪山はやはり仙丈ヶ岳しかないと、自身の6年前を思い返しながらこの企画を高木さんと立ち上げました。今回の山行はとにかく、無理、負荷を各人にかけずに楽しく雪山を楽しみ、戸台の駐車場に着いた時には、さらなる山への希望が心の中に生まれればいいなあと思っておりました。

【1日目: 2010年12月31日】(原田)
テントを設営してまずは乾杯!  前夜の30日に新宿バスターミナルに21時15分に集合し、夜行バスで21時30分出発、伊那市駅に到着後、迎えに着て頂いていたタクシーに乗り白川タクシー仮眠室で、ちょっと一杯して就寝。
 翌朝、ジャンボタクシーで戸台駐車場に送っていただき、河原を渡渉しながら白石堰堤、旧丹添山荘を経て、八丁坂へ。天気予報では降雪を覚悟していましたが、天気も良く雪もしまっていて歩きやすかったので、荷は食料、酒等でそこそこ重かったのですが無事に北沢峠の北沢駒仙小屋に到着しました。丁度良い広さで幕営後の場所があったので、ちょっとならして整地をしてテントをはり、早速ビールで乾杯、年越しそば宴会で盛り上がり、とても楽しい大晦日でした。

【2日目: 2011年1月1日】(内田)
 元旦は予備日ということで朝はゆっくり起きて高木さんの雑煮を皆で頂きお正月を迎えた。
 2日目の予定は幕営地の北沢駒仙小屋から仙水峠まで足慣らしの散歩。出発前にリーダーから駒津峰には行かず、仙水峠までピストンと聞かされていたので、気負わずピクニック気分で出かけた。9時前にテント場を後にした頃はまだ晴れていたが、出発して仙水小屋を越え、樹林帯を抜けた頃にはさっきまで見えていた小仙丈もすっかり雲に覆われて、嫌な風が吹き始めていた。テン場から仙水峠までは1時間半程度だったので、せっかくだから駒津峰まで歩けるといいのにとのんきに思いながら出発したが、樹林帯を抜けた直後風に吹かれると、一気に気分が萎えて一刻も早く暖かい樹林帯戻りたいと思ってしまった。
小仙丈をバックに仙水峠に向けて進む  結局仙水峠まで歩き、ガスにかかった駒津峰・甲斐駒ヶ岳の方角をチラっと見て写真を撮るとすぐに引き返すことになった。岩がゴロゴロした道は少々歩きづらく、明日もこの歩きづらさにこの風だったらどうしようと行く前から早々に不安な思いが湧いてきてしまった。
 その後来た道を引き返し樹林帯に戻ってから長めの休憩を取った。冬場の樹林帯での休憩は、風を避け快適に座れる倒木ベンチに腰掛け、あたり一面の雪を眺めながらテルモスに詰めた温かい飲み物とお菓子を食べると気分は森のピクニック。今日やるべきことはほぼ終わってしまったので、まったりしながらテン場へ戻る。帰路リーダーが岩からぶら下がった氷柱をお酒のロック用に数本取ってくれた。どうやら以前来た時も同じことをしたらしい。
天候悪化でガスガスの仙水峠にて  テン場に戻ってお汁粉を作って皆で食べてからは、まったり具合がさらに増し、テントの中で先ほどの氷柱をロックにしながら酒を飲み、久々にトランプで大貧民をした。ただ時間つぶしにやるのもつまらないので、何か賭けようということで意見が一致。山に来て賭けるものといえば労働力!負けた人は水汲み、鍋洗い、ゴミ持ち帰りという具合に、ゲームが進むにつれてほぼ均等に仕事が振り分けられていった。と思っていたらなんと平尾さんがここまで負け知らず!せめて平尾さんを一回くらい負かすまで!という皆の執念は、結局平尾さん以外のメンバーに罰ゲームの仕事を着々と振り分け終わりをむかえた。悔しい。
 南アルプス2日目は非常にリラックスして、いい状態で登頂日をむかえられることになった。
 今回私にとってほぼ初めての連泊雪山登山になったが、頼もしいリーダー&楽しい仲間のおかげで全く不安も感じず過ごすことが出来た。実は昔から正月雪山登山には畏怖と憧れと好奇心を抱いていたが、いざやってみると雪山に対する畏怖も好奇心も未だに残っているが、正月という感覚は全く湧かなかったことに少々驚いた。それだけ山というのは人の作った小さな暦をはるかに超えた時が流れているんだなぁとしみじみ実感した。

【3日目: 2011年1月2日】(杉本)
 朝4時、真っ暗なシュラフの中で目を覚ます。いよいよ、その日が来た。
 仙丈ヶ岳アタック。参加を決めたときから、何度このフレーズに身震いしたことだろう。クリスマス頃から日本列島を覆う大寒波が、さらに私の緊張を煽っていた。
 風さえ吹かなければ――。
 テントの外に出て空を見上げる。星が雲間に見え隠れする。少し風があるのだろうか。目を凝らすと西の空に小仙丈ヶ岳の山際がうっすら浮かんでいる。東に摩利支天も確認できた。厚い雲はなさそうだ。
 6時ちょうど、アイゼンを装着し、ヘッドランプを灯してBCを後にする。隊列は前日に峯川リーダーから発表された。先頭をリーダー、続いて内田、杉本、平尾、原田、しんがりに高木サブリーダー。あらかじめ熟考されていたのであろう、歩くのがやたら速い平尾さんを、ストッパーの私の直後に配置することで、付かず離れず、傍目にも均整のとれたパーティであったろうと思う。何より精神的に楽であった。野球の打順、リレーに駅伝、順序は結果を左右するものだ。山のパーティも同じく、前後を信頼と期待でつなぐ連携プレーなのだと思う。
 樹林帯の雪は少ない。木の根などを気にしながら歩くこと40分。二合目にさしかかるころ、ちょうど昨日行った仙水峠のV字の谷間からオレンジ色のご来光が差し込む。力強い光に緊張が融け、元気が湧く。ありがたい。
 7時20分、三合目通過。徐々に空に晴れ間が広がる。風も安定。みな黙々と歩を進める。と、原田さんが「あの山、マッターホルンみたいじゃない?」と声をあげる。木々の合間の空にとんがり帽子が浮かんでいる。北岳だ!たぶん(実ははっきり見たことがない)。胸ポケットから地図を取り出す。年末にアッコ大明神から授かった『岳人別冊「’91の夏山」付録地図』である。水濡れに強い加工紙使用、四隅には薄茶に変色したセロテープの痕跡。大先輩が穴が空くほど見つめたであろう地図にコンパスをあて北岳を同定した。
 北岳から伸びる小太郎尾根が小太郎山で突然終わり、その左奥に早川尾根がアサヨ峰、栗沢山を経て仙水峠に落ち、そして切り立つ甲斐駒ヶ岳へと続いている。目に映る光景を次々と地図に投影する楽しさよ。立体が平面に、平面が立体に。記憶の中に3Dマップが出来上がっていく。
 さらに高度をあげると、見間違えようのない偉容がはっきりと確認できた。これを待っていた。鳳凰三山・地蔵岳のオベリスクだ。昨年の盆休み、同じ峯川リーダーに率いられて経験した“初縦走”の舞台である。
 あの時は、北岳側一帯が雲で覆われ、3,000m級の南アの横綱たちを眺めることはできなかった。今、こうして反対の場所からかつて登った山、歩いた稜線を見下ろすのは、自分の成長を見るようでもある。オベリスクが可愛く思えて、胸が小躍りする。チラチラ横目で見ながらムフフとほくそ笑む。感無量。
 コースタイム通りの8時ちょうど、大滝の頭(5合目)に到着。長めの一本。標高2,520mの森林限界。「ここから先は今までのようにはいかないですよ」と、リーダーがみなを引き締める。ゴーグルを装着し、できるだけ風から顔をそむけて歩くよう指示がでる。
 8時15分、登山再開。ほどなく樹林帯を抜ける。さっそく風が待ち受けていた。けれど危険を感じるほど強くはない。かといって弱くもない。行く手には小仙丈ヶ岳。何もない、ただ真っ白な斜面に一本のトレースが頂きへと延びている。積雪は50~60cmほどと少なく、しっかり踏まれていて歩きやすい。小仙丈ヶ岳は近く見えたのだが、これがなかなか手強かった。聞かされていなければ、あれが山頂と思っただろうし、そう思いたかった。おしゃべりもやめ、みな黙々と進軍する。ゴーグルが曇る(安物はレンズが凍る)ので取ってしまった。顔が冷たい。けれど不透明なレンズ無しに肉眼で見たかった。自分の足の下から延びる純白の稜線を。天高く澄み切った青空を。
樹林帯を抜けいよいよ稜線へ  9時15分、小仙丈ヶ岳登頂。ザックを下ろして小休止。私たちの真上は相変わらずの青空だが、甲斐駒や白根三山方面はうっすら雲に隠れてしまった。その代わり、進行方向の雲は風でみるみる消えてゆき、鋭い刃のような稜線と、ざっくりとえぐられた小仙丈沢カールが姿を現した!ここまでの道のりとはガラリと様相が異なる。「南アの女王」の異名から穏やかなイメージを抱いていたが、ここへきて突如、女帝に豹変したかのようだ。けれど、気高く美しい。原田さんが「私もうここでいいわ」と気弱を見せる一幕もあったが、「ここまで来たんだからあとちょっと頑張りましょう!」とリーダーに鼓舞され、みなも気合いを入れ直して出発。
小仙丈沢カールが姿を現した  やせた稜線上はさすがに風が強い。足下の雪は薄く、岩が露出していて危険だ。左下は小仙丈沢カール、右下は藪沢カール。どちらも半端でない傾斜と落差。万が一の時はどっちに落ちよう・・・などと本気で考えた。空気が薄いからだろうか、自分の荒い呼吸の音がフードの中で反響してやけに大きく聞こえ、少しだけ、怖いと思った。
 しかし、青空を裂くまっ白なカールは神々しいまでに美しい。空はどこまでも青く、太陽は強烈に雪を照りつける。自分の影は群青色をしていた。青と白だけの世界。生まれて初めて見る光景。しびれるような恍惚。
 振り返ると、いつのまにか後方の雲もとれ、北岳の横にくっきりと富士山が肩を並べていた。日本ツートップの共演に「すごい!」とみなから歓声があがる。富士山好きが高じて登山を始めた私である。旅行先のあちこちから富士山を眺めてきた。それは常に孤高の姿だったが、こうして北岳と仲良く並ぶ様子は親友同士のよう。うれしくなった。今度の夏は北岳に登ろう。さあ、頂上はもうすぐだ。雲はどんどん姿を消し、もはや視界に収まりきらないパノラマの中を夢中で歩く。やがて、先を行く峯川リーダーの足がピタリと止まり、こちらを振り向く。ついに来た。午前11時、リーダーが一人一人を握手で迎え、峯川パーティは全員揃って元気に仙丈ヶ岳登頂を果たした。みなで肩を抱き合って飛び跳ねながらお互いを労った。
 山頂は意外にも狭かった。けれどその光景はどこから見ればよいのか戸惑うほどの360度のパノラマだ。富士山と北岳、その横に間ノ岳、農鳥岳の白根三山、鳳凰三山と早川尾根、雲がかかっていた甲斐駒ヶ岳も全貌を現している。遠くに北アルプスらしき山々、おそらくは穂高のあたりだろうと高木さん。ならば奥穂高も見えているはず。日本第1位~4位を一望している!なんという幸運!
 反対側には真っ白い長大な尾根が大迫力で延びている。思わず「仙塩尾根だ!」と声が出た。地図を見てなんとなく憧れていた尾根。想像以上のスケール。いつか踏破してみたい。しかし、見えるはずの八ヶ岳や北アルプスの北部は厚い雲に覆われていた。他の三峰隊の動向が気になる。八ヶ岳は・・・鹿島槍は・・・剱岳は・・・。自分たちがいかにラッキーだったかを思い知る。
 飽きるまで山々を眺めていたかったが、やはり寒くて長くはいられない。山頂の標識で記念撮影をして、早々に下山を開始した。登頂を成し遂げ、満足感でいっぱいの我々の足取りは軽い。真っ青の大空を遊覧飛行するかのように、眺めを堪能しながらゆったりと高度を下げていった。
 12時半、大滝の頭へ戻り、久しぶりの樹林帯でほっと一息。なんとも和やかな小休止。その後は、ルンルンと弾むように樹林帯を歩く。すると、下の方に小さくカラフルな一帯が見えた。我々のテン場だ! まさに峠の我が家。燦燦と日光を浴びて、なんとも温かで穏やかな光景。歓迎ムードたっぷりだ。早く戻って祝杯だ!
仙丈ヶ岳に無事登頂で360度大パノラマ堪能  13時45分、北沢駒仙小屋BCに帰着。ほど良い疲れを帯びて、みな少し無口だがすがすがしい笑顔を浮かべながら装備を解く。峯川リーダーと内田が小屋でビールを買ってきてくれた。プシュっと缶を開ける音が合図。「お疲れさまでした!」と勢いよく乾杯をして、グビリと喉を通る冷えたビールは格別だった。至福の時間がスローモーションのようにゆったりと流れている。誰もテントに入ろうとしない。今日という日がこのまま終わらなければいいのに。みなが思い思いの余韻に浸っているようだった。
 その夜は原田さんお得意のおつまみ料理と私が用意した鳥団子鍋。これまでと同じように会話は弾み、爆笑が起きる。峯川さんはいつになくお酒がすすんでいた。とても美味しそうに飲み、うーんと唸って横になると、いびきをかいて寝てしまった。アッちゃんがさりげなくシュラフをかけてあげた。素晴らしいリーダー陣に心の底から感謝したい。
 今回の山行では、私は山が好きなんだなぁとしみじみ感じた。仙丈ヶ岳のてっぺんで、思いもよらず「次はどうする?」なんて考えていた。できることが増えると可能性が広がり、もっともっとと思う。自分の想像をはるかに超えた、大自然の造形に出会うのが楽しくてしょうがない。
 「次はどうする?」自分の飽くなき欲望に気づいてしまった、そういう山行であった。

【4日目: 2011年1月3日】(平尾)  最終日は北沢峠から旧丹渓山荘を経て、戸台に戻り、仙流荘の温泉で山行の垢を落とし、仙流荘からバスで伊那市駅まで行き、普通電車で東京に帰る予定であった。
 午前5時に起床し、朝食は当番の内田さんが作るオートミール。オートミールは燕麦を挽き割りにした食材で、欧米では定番の朝食で人気があり、植物繊維を豊富に含んでいて体にとても良いと内田さんが力説されていた。この食材を持って来てくれた内田さんに感謝しつつも、私も含め皆の反応は「うん、おっ、おいしい・・・」と慣れない食べ物に戸惑っているような感じであった。
 朝食後はテン場の撤去をし、下山準備に入る。北沢駒仙小屋の正月営業も本日で終了とのことで、周りのテントも撤去準備をしているグループが多かった。北沢駒仙小屋は早朝で小屋番が受付におらず衛星電話が使えなかったので、北沢峠の長衛荘で衛星電話を借り、入山時に利用した白川ジャンボタクシーを下山予定時刻に戸台まで来て頂くよう予約をした。
 下山時も晴天であり、甲斐駒ヶ岳・鋸岳などの南アルプスの山々が姿を見せる中、鳥の囀りを聞きながらの快適なものであった。また、入山時には、長期間の山行に対する不安や寒さと重い荷物で足取りが重かったが、無事に仙丈ヶ岳を踏破した充実感で、疲れも重い荷物も忘れ、約5時間の下山もとても足が軽く感じられた。
戸台に到着し長い山行が無事に終わりました  11時前に戸台に到着し、早速ジャンボタクシーで仙流荘に向かった。陽も射していたので、入口近くでテントを干しつつ、皆で温泉に入る。正月ということもあり、仙流荘は空いていて、ゆっくりとすることが出来た。
 入浴後は、今回の山行が無事に成功したことを祝い、皆で軽く打ち上げをした。仙流荘には南アルプスの登山道を開いた竹沢長衛の足跡を紹介するコーナーがあり、それをほろ酔い気分で勉強するなどバスの時間まで各々過ごした。
 仙流荘からバスで高遠経由で別のバスに乗り継いで伊那市駅まで行く予定であったが、高遠から伊那市駅までの区間は正月期間中の運行を取り止めていたため、ひとまず路線バスで高遠まで行く。そして、高遠からは白川ジャンボタクシーが三度登場することとなった(今回は本当に白川タクシーにはお世話になった)。高遠には15時に到着し、早速ジャンボタクシーで伊那市駅に向かう、3回とも運転手は世話好きの愛想の良い運転手であり、道ながら木曽駒ヶ岳など南アルプスに対峙する山々を教えてもらう。15時20分に伊那市駅に到着し、普通電車で帰る予定であったが、新人4名を中心に疲労感も出て来たため、岡谷駅からあずさで帰京することに決定。20時くらいに新宿駅に到着し、無事に新人4名を含む正月雪山・仙丈ヶ岳山行は終了した。
 なお、峯川リーダーおよび高木サブリーダーには、素人同然で真剣味の欠ける新人を4名も引き連れていただき、多大なる気苦労をお掛けしたことについてお詫び申し上げるとともに、この企画を立案・遂行していただき感謝いたします。

【エピローグ】(峯川)
 最終日、戸台駐車場に戻り振りかえると後光が差し山々が聳えていました。6年前と全く同じ光景でした。6年前は戸台駐車場に戻った瞬間にこの先の希望と夢を抱いたことを覚えています。新人の皆さんも今回の山行を経験し、この戸台にたどり着いてザックを下ろした時に希望と夢を抱いたと確信しております。あれから6年が経ち、自分的にはこれで思い残すことはないなあという気分で清々しい気持ちになりました。新人の皆さんが今回の山行で今後様々な雪山に入ることができれば本望だと思っております。今回の山行は高木さんはじめ様々な方の協力のもと遂行することができました。

 ここに至るまで色々と有難うございました。

〈コースタイム〉
12月30日 新宿西口バスターミナル(21:50)=【夜行バス】=伊那市駅(00:30)=【タクシー】=白川タクシー営業所・仮眠所(00:45)
12月31日(快晴) 白川タクシー営業所・仮眠所(05:30)=【タクシー】=戸台駐車場(06:30~40) → 白岩堰堤(07:35~45) → 旧丹渓山荘(09:45~10:15) → 八丁坂上(11:05~15) → 大平山荘(12:30) → 北沢峠(12:50) → 北沢駒仙小屋幕営地(13:10)
1月1日(晴れのち雪のち曇り) 起床(06:00)~朝食(お雑煮)~北沢駒仙小屋BC出発(08:50) → 仙水小屋(09:30~40) → 仙水峠(10:10~20) → 樹林帯昼食(10:40~11:00) → 北沢駒仙小屋BC(11:40)
1月2日(晴れ) 起床(04:10)~北沢駒仙小屋BC出発(06:05) → 登山口(06:15) → 大滝ノ頭(08:00~10) → 小仙丈ヶ岳(09:15~25) → 仙丈ヶ岳(10:50~11:00) → 小仙丈ヶ岳(11:55) → 大滝ノ頭(12:20~30) → 登山口(13:40) → 北沢駒仙小屋BC(13:50)
1月3日(晴れ) 起床(04:00)~北沢駒仙小屋BC出発(06:38) → 長衛荘【タクシー手配】(06:55~07:05) → 旧丹渓山荘(08:10~35) → 白岩堰堤(09:55~10:05) → 戸台駐車場(10:55) → 橋本山荘(11:05)=【タクシー】=仙流荘(11:40)

〈諸経費〉
◎夜行バス(往路)
新宿西口BT~伊那市駅: 3,460円/人
◎タクシー【伊那市・白川タクシー】
・伊那市駅~白川タクシー仮眠所: 1,280円
・仮眠所~戸台駐車場: 14,140円
・戸台橋本山荘~仙流荘: 9,750円(送迎代含)
・高遠~伊那市駅: 5,000円
※上記全て同じジャンボタクシー
◎北沢駒仙小屋
・幕営料: 500円/人・日
・ビール: 500円(350ml缶)
 ※3日間で約40本購入
・赤ワイン: 700円
◎電車(復路)
伊那市駅~岡谷~[スーパーあずさ]~新宿
乗車賃: 3,890円 特急券: 2,310円


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