仙石バス停近くの登山口に入って、乙女峠に向かって歩き始めた。最初の天気は曇りで、乙女峠に着いたのは9時20分頃、少し休憩して、金時山とは反対側の丸岳に向かった。途中で富士見台という展望台があったが、濃霧で富士山が見えなかったので、ちょっと残念。丸岳を越えたらガスがだんだん消えていて、天気も晴れてきた。長尾峠に向かい、左側に箱根山と広いゴルフ場が見えてきて、しばらく進むと芦ノ湖も見えてきた。なだらかな尾根が続き、樹林に囲まれる三角点に到着、そこで一休み。皆さんがアッコさんからみかんをいただいた。甘くておいしかった!
湖尻峠に向かって出発。天気が快晴になって、樹林帯を出たら、左側の芦ノ湖が見えて、そこに海賊船がゆっくりと航行している。
湖尻峠への道の両側は篠竹が繁っていて、竹の壁の向こう側は車道で、走っているバイクの音が聞こえてくる。大自然の真ん中にいるつもりだったので、少し違和感があった。しばらく竹のトンネルを歩くと、湖尻峠に出て、ここから先は芦ノ湖スカイラインと並行する道。車道を横断して、三国山への登山道に進む。今度は杉木の中の道となって、急坂が続いた。ところどころ樹木の間から芦ノ湖が見えて、12時半に樹林に囲まれている山頂に到着した。木が多いので周りの見晴らしは良くない。山頂にあるベンチに荷物を下ろして、昼食を食べた。三国山を降りて、山伏峠に向かう道が緩やか。大きな岩を抱え込んだブナをくぐって、すぐ側に山伏峠の標識があった。しばらく尾根を歩くと、何十人もいた団体に遭って、山走りの人たちもいた。箱根峠から来る人が多いらしい。山伏峠を通過すると、展望台に出て、レストランがある。ここの展望台から芦ノ湖が見えて、家族と撮影の人が多い。芦ノ湖スカイラインと並行する尾根を歩き、時々自動車とバイクの音が聞こえる。スカイラインの料金所の横を通り過ぎると海ノ平に出る。広い草原の中の一本道となって、遠くに二子山が見える。
草原の先は樹林帯となって、小沢があった。杉の植林帯の中でどんどん下って、伐採地を通過すると車道が見えてきた。その後、十二丁園地という公園のようなところに出た。15時半に道の駅箱根峠に到着。バスで箱根湯本駅に戻り、温泉に入って、おいしい食事をしました。今回の山行は箱根周辺の山を充分味わうことができて、すごく良かったと思います。皆さんありがとうございました!