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岩登り・広沢寺
小幡 信義

山行日 2011年4月2日
メンバー (L)小幡、渡辺(守)、星野

 初心者向けの岩トレとして計画しました。参加者3名と少し寂しさを感じましたが、いつもどおり本厚木駅8:00集合し、馬場リハビリ行きのバスに乗る。そこから弁天岩までは40分弱の歩きとなる。8:00発の広沢寺温泉行きのバスに乗れば10分位で岩場に着くが、敢えてそうしない。少し歩いて体をほぐしてから登ろうと考えているからです。
 今回のメンバーを見て、どの様な岩トレをやるのか? 自分なりに考えてきました。星野氏全てリードで、フォローは守氏に、一般ルート(クラック)、中央スラブ、一般左ルート、凹各ルート、3~4級ルートを最低5本こなす。ロープワークをスピーディーにこなす。
 岩場は今回も講習会を開催しているのか、私には有難くない混雑ぶりだ!
 10:00から岩トレ開始し、途中昼食をはさみ15:30頃に予定していたことを完了したと思います。2人にとって岩登りとは何か? 聞いてはいません。
 同じ職場の山本氏から誘われ三峰のルームを見学し直ぐに入会してから早16年、当時は岩登りを本格的にやっている人はいなかったようです。山本氏との出会いから始め小堀氏、四方田氏、荻原氏、小山氏、小林(とみ)さん、高橋氏と岩登りに通ったメンバーです。
 トレーニング場所は主に広沢寺、つづら岩、本チャンを前にして最後の締めは越沢バットレスと決めていました。
 谷川の入門ルート、南稜、中央稜、中央カンテ、そして滝沢第三スラブ、国境稜線に出たときは「やったー!」の感激で2人で吠えたこと、穂高滝谷クラック尾根では2人のロープワークの息が合わずテントへ帰って不満が爆発し大喧嘩となり夜中に1人下山してしまったこと、過去を振り返り感激、失態、驚き、そして自然の大きさ、怖さ、美しさをパートナーと共に味わってきました。これから2人はどの道を目指すのか分かりませんが信頼できるパートナーを見つけトレーニングに励み、チャレンジ精神でやっていけば山の魅力が少しずつ分かってくるのではと考えます。
 広沢寺の岩登りの記録とかなりかけ離れてしまいましたが、2人のこれからの活躍を期待します。


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