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船形山(層雲峡コース)
高木 敦子

山行日 2011年10月15日~16日
メンバー (L)高木、飯塚、深谷、内藤、三澤、成田(義)、橋岡

 以前から気になっていた船形山の西側からの沢沿いコース、紅葉とキノコの期待と共に計画したが、今回も雨のためコース変更となってしまった。層雲峡コース、及びそこに行くまでの御所山荘から落合までも沢通しに鎖等があり、通過できるとのこと。沢登りほどではないが濡れるのは必至、沢靴も用意して意気込んでいたのだが、朝から雨では断念するしかなかった。
 落ち込むリーダーを尻目に、他のメンバーは予定コースがダメなら雨でも快適に過ごせる無人小屋に行こうと、地図で鳴渓小屋を見つけ向かうことになった。
 ダートの道を走ること1時間あまり、こぢんまりとした快適そうな小屋である。早速あたりを見回すとクリタケの群落を発見。この日は皆でキノコ採りとなり、ナラタケ、ブナハリタケ、ハナイグチなど大収穫となった。
 16日も天気は思わしくないが、船形山まで登ることになった。紅葉のブナ林は明るくて気持ちが良いが、猛暑の所為か色はイマイチである。樹林帯を出て山頂までの道は、昨夜までの雨で沢状態である。せっかくの山頂もガスと風で何も見えずさっさと下山したが、登り足りない飯塚、内藤、成田、橋岡は前船形山に向かい、高木、深谷、三澤はキノコを採りながら下山した。今年はまだ暖かいようで、期待のナメコには早かったが、ブナハリタケは大収穫だった。山は今回も雨に祟られたが、これで良しとしよう。次回こそはあの沢沿いコースをと密かに期待しつつ。


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