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編集後記

 12月初め、高柄山から下山し古民家の深い軒先に吊るされた紅色の干柿と青い空とのコントラストを楽しみながら四方津駅へと向かっていた時、道端で空と同じ色の小さな花を見つけた。オオイヌノフグリだった。よく目を凝らしてみると近くにハコベも咲いている。そしてヨモギまで若葉を広げていた。おいおい君たち、ちょっと出てくるのが早すぎやしない?これから冬がやって来るというのに。
 あれから3ヶ月。今年もそろそろスプリング・エフェメラルが姿を見せてくれる季節になった。あの時の花たちは今頃どうしているだろう?元気に咲いているだろうか?また会いに行きたい。

【渡辺(智)】

 昨年11月末に腰椎を痛めてしまい、医者から「当分山は禁止」と言われてしまいました。したがって治るまで、私の三峰山岳会員としての活動は、この「岩つばめ」の編集補助だけになります。

【天城】

 記者という職業柄、「決まり事」がある文章を直すのは慣れているものの、山行記は違う。とはいえ誤字脱字を探すだけでは勿体ないので、声に出して読んでいます。言葉の奥深さに気づかされ、高揚感や息づかいも伝わって俄然楽しいのです。しかし、耳山行の徒となって久しい。耳年増にはならぬよう、そろそろ歩き始めなければ。

【山本(洋)】

 京都一周トレイルという、京都の南東・伏見稲荷から東山、比叡山、大原、鞍馬を経て、高尾、嵐山、苔寺に至る全長70kmのコースがある。コースにはしっかりとした道標が整備され、専用の地図も販売されており、歩きやすくなっている。
 先日、2回に分けて、伏見稲荷から赤い鳥居のトンネルをくぐって、泉涌寺の前を通り、清水山に登って三条までと、三条から蹴上のねじりマンポ(トンネル)を通って、大文字山を登り、送り火の火床を見て銀閣寺までと歩いた。
 コース途中から京都市街や観光スポットがよく見える。こんなコースをのんびり歩くのも楽しいものである。下山したら錦市場で熱々の殻つき焼き牡蠣で一杯。これまた、なかなかいいものである。

【西尾】

 今年から独身生活からおさらばということになるはずだったのですが、諸事情で独身生活を続けることとなりました。これで山にもまた戻れるかもしれません。

【峯川】

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