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日韓交流山行&集中山行
(その3) 天狗池
大田 雅子

山行日 2011年9月30日~10月2日
メンバー (L)山崎、大田

天狗池から槍ヶ岳を眺める  日韓交流山行&集中山行ということで岳沢~ジャンダルム隊を2人で組むが、悪天で直前にコースを変更することになった。前穂経由北穂にするか、奥又白池にしようか、2人だから臨機応変、様子を見ながら横尾まで槍ヶ岳隊と一緒に歩く。しかし、土砂降りの中、士気が上がらず、結局天狗池にピストンすることにして槍沢まで同行する。
 集中当日。本隊より1時間遅れの6時に出発。雲がどんどん切れて後ろに流れて行く。大曲までは30分程。天狗原分岐まで1時間半足らずで到着。どんどん天気が回復して晴天くっきり!前方に槍に向け蛇行しながら登っていく槍ヶ岳隊が見える。モートーコールを交わし合う。ここからガレ場をトラバースして西側に旋回しながら進むとキーキーと猿のお出迎え。岩場を越えると下に池が見えた。思ったより小さな池だが、ひっそりとしながら拓けていてなかなか良いロケーションだ。回り込んで池に降り立つと逆さ槍が映っていた。ここから見ると紅葉も高いところは進んでいる。最初は女性1名がいただけだったが、その後南岳方面から2パーティ下りて来た。コーヒーで一服してから引き返すことに。帰りは槍から下りて来て池に向かう人に何人も会った。アッという間で下りて槍沢には11時に戻った。留守番の高木さんとテントを干しながら朝食の残りを片付け、一足先に徳沢集中に向かう。昨日は雨でぐちゃぐちゃだった道も今日の強い日差しで乾き始め、快適に下る。徳沢30分手前辺りでクリダケを採っていく。集中タイム15時に徳沢に着くと、徳沢隊がすでにマッタリと酔いもまわっているよう。その後続々と他のパーティも集まり無事集中し、夜の大宴会へと突入した。


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