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岩トレ・広沢寺
篠崎 さつき
山行日 2012年5月13日
メンバー (L)和田、深谷、星野、渡辺(守)、小芝、平尾、小幡、永岡、菅原、山蔦、篠崎、吉田(貞)、鈴木(章)、江島、今井、篠崎、(軽部)

 今回の岩トレで、人生で初めて外岩に触れました。色々と教えていただいたのですが、緊張のせいか、情けないほどほとんど覚えておりません。緊張でちぐはぐな記憶を思い返して書いていますので、記憶違いも多々あるかと思いますが、どうぞご容赦ください。

【5月13日】
 午前8時本厚木駅集合。和田さん、深谷さん、渡辺さんが車で迎えに来てくださり、私は今井さん、鈴木アッコさんと千明さんの車に乗せていただき広沢寺へ。駐車場から歩き、広沢寺に着くと、すでに前日入りした方々が場所取りをしてくださっていて、ロープも張られていました。さっそく装備を身につけ、グループに分かれて練習をすることに。先日のルームで教わったロープワークを簡単におさらいし、すぐにトップロープで練習が始まりました。ロープが張られているとはいえ、途中で腕がもたなかったらどうしようとか、滑って大けがしたらどうしようとか、登っている途中で高さが怖くなったらどうしようとか、新緑がきれいな広沢寺でそよ風に吹かれながら、もんもんとしているうちに、私の番になってしまいました。私より前に登った山蔦さんは「余裕だよ」と笑っています。余裕ないよ~と思いながら、悩んでいても仕方がない、と岩に取り付きました。登っている最中はもう必死で夢中で余裕ゼロです。一番上に着くころには、喉がカラカラになっていました。なんとか登りきると、当たり前ですが、今度は降りなければなりません。懸垂下降も初めてです。小芝さんにアドバイスをいただき、大丈夫だから!との言葉を信じ、でも、全体重をロープにかけるのが怖くて恐る恐る腰を落としていったのですが、ロープが太かったのと、買ったばかりのATCの滑りが悪かったので、全体重をかけてもほとんど滑りません。そのせいもあって、安心して体重をかけることができ、なんとか降りられました。
 ビレイも初めてでしたが、このロープに命がかかっている、と思うと、ロープを握る手に思わず力が入ります。クライマーの動きに合わせてロープを動かす、とわかってはいても思うように動けず、ビレイでも喉がカラカラになってしまいました。
 2本ほどトップロープで登った後は場所を変え、菅原さんがリードでそのあとを私とアッコさんが登りました。広沢寺の岩のてっぺんまで登り、セルフビレイをとり、辺りを見渡すと、丹沢の新緑の柔らかい景色が広がっていました。
 その後、何回かトップロープで練習し、確認すべき事項がすんなり出来始めたころ、15時過ぎになり、本日の岩トレ終了となりました。
 初めて尽くしの岩トレでしたが、これからも練習を積んで、楽しく岩登りができるようになれたらいいなと思いました。

大盛況の広沢寺 岩トレ

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