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岩ハイキング・上州御堂山
箭内 忠義

山行日 2012年4月8日
メンバー (L)鈴木(章)、森田(温)、森田(純)、内藤、箭内

 高崎から何とか電鉄の2両編成の電車に乗った。のどかな気分になる電車だ。
 下仁田駅下車。今回私たちが向かったのは「じいとばあ」がいる御堂山だ。「じいとばあ」は私の祖父母ではなく岩の名前だ。
 駅から1台のタクシーに5人が乗り込んだ。リーダーのアッコさんらしい乗り方だ。
 R254を行き西牧関所跡で車を降りた。国道から右へ行く道を登っていくと「御堂山登山口」の立派な標柱があった。
 御堂山は群馬百名山の一つだという。それを聞くとなぜか嬉しくなり元気が出てきた。
 林道から山道になりしばらく行くとちょろちょろと水が滴り落ちる滝のような斜面が出てきた。3メートルくらいの高さか。ロープが下がっていた。汚れるのは嫌だなあ、軍手でもするかと思ったが、難なく越えられた。天気はよく、気持ちがいい。
 右、「御堂山」、左、「じじばば岩」の標識が出てきた。今回の山行の目玉である。躊躇なく「じじばば岩」に向かった。足元がちと悪い。
 ありました、ありました。どうおーんと2本、岩が空中に突き出ています。先頭(左)がじじ岩、後ろがばば岩です。じいちゃんのあとをばあちゃんがお茶をもって歩いている姿らしい。うーん。薄眼で見ると見えないこともないかもしれない。すこし遠くから見たほうが味があるようだ。
 さて、来た道を戻り御堂山に向かった。
じじ岩とばば岩 足元が悪いのだ  御堂山は878メートル、群馬百名山の一つだ。頂上からは妙義連峰がよく見えた。行ってみたいなあと気分が掻き立てられる。
 下りは高石峠を経由して降りてきた。本宿地区に出た。バスの時間が合わず、タクシーを頼んだ。
 帰りは「清らーめん」がお勧め、ということで、駅そばにある「清らーめん」屋へ。店をのぞくと、「ちょうどいま満席になってしまった。すまんです」と店主の言葉。仕方なく地元の方数人に教えてもらい、違うラーメン店に入った。路地また路地を入ったところにある店だ。地元の人以外絶対わからない店だ。
 昼間ながらとりあえずビールを頼んだら気分が大きくなり、ビール、ビールとなってしまった。気分良く本日の山行の仕上げができた。

〈コースタイム〉
全行程2時間30分


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