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編集後記

 「文は人なり」という古いことわざがある。文章には、それを書いた人の本質が現われているという意味らしい。(なんと怖ろしい!今、こうしてキーボードを叩いている指が思わず止まってしまいそうだ)
 ところで、私も『岩つばめ』の編集に携わるようになって早いもので5号目になった。最近、多少ゆとりが出てきたのか、自分のことはさて置き、原稿の中に隠れている執筆者の人となりを読み解く楽しさを味わっている。
 小気味よいリズムにあふれたもの、いっさい無駄のない端正なもの、仲間や自然に対する温かな視線を感じるもの、思わず吹き出してしまいそうなユーモアたっぷりのもの、闘志やチャレンジ精神を秘めたもの、私たち編集委員の出る幕がないほど完璧なものを入稿してくださる方もいる。
 そして思った。「文は山なり」だなと。そう、文章には書き手の山行スタイルも滲み出ているのだ。
 今年も新しい仲間が何人も三峰に加わってくれた。寄せられた原稿に目を通しながら、まだ見ぬ姿を想像するのも、また楽しい。

【渡辺(智)】

 10月に京都・妙心寺の坐禅会に行ってきました。土曜日17:30集合、翌日曜日9:00解散の1泊坐禅会です。坐禅会は初めてだったのですが、初参加者にも丁寧に説明をしてくださるので安心です。初日は坐禅堂で秋の虫の声を聴きながら、翌日は狩野探幽が描いた龍が天井から睨む法堂で雨の音を聴きながら坐ってきました。坐禅ってなかなかいいものですね。心がとても美しくなりました(すぐに元に戻ってしまいましたが・・・)。

【西尾】

 今季の広島カープの戦績にがっくり肩を落とした分、Jリーグ、サンフレッチェ広島の奮闘に過剰なエールを送る今日この頃。「観る側」一辺倒の毎日ではダメだ!と一念発起。山行復帰に向けてリハビリ筋トレを始めたらトレーニング自体にこり始めてしまい、本末転倒な山本でした・・・。

【山本(洋)】

 先日、iPad miniを衝動買いしてしまいました。今のところ仕事やプライベートで特段有効な使い道はないような気がしますが・・・とても写真は綺麗です。昔の山の写真を良く見ており、いいアルバムになってます。

【平尾】

 ドクターストップないしドクターブレーキが解除されないので、三峰の山行に参加できない日が続いていました。参加できないと思うと、計画もあまりまじめには見ていなかったようです。こうやって報告の文章を読むと、みなさんいい山に行っていたのだなと発見させられました。やはり参加しないとつまらないですね。

【天城】

 今年の夏シーズンは、山にいける日常に戻ったので、思ったより多くの山にいけました。8月の五色ヶ原~薬師岳のルートはとても思い出に残る山行でした。そして、2回目の栂海新道は親不知からの『逆走』が思った以上に大変でした。確かに0メートルから3,000mまで駆け上がるのですから・・・。でも、こちらも記憶に残る山行となったのです。たまには長期山行もいいものだと思いました。

【峯川】

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