山行日 | 2012年10月20日~21日 |
メンバー | (L)荻原、小幡、渡辺(守)、深谷、小芝、江島、戸田、軽部、高島 【渡辺(守)、小芝、戸田は20日のみ、深谷、江島、軽部は21日のみ】 |
19日(金)夜、小幡、小芝、高島は新宿に集合し、小芝カーで裏三ツ峠駐車場へ。荻原、渡辺、戸田は新木場から渡辺カーで裏三ツ峠へ。裏三ツ峠駐車場にてテントで就寝。10月はシーズンなのか、かなりの台数の車が止まっていた。
【10月20日】
9時前、屏風岩に着くと、すでに、岩にとりついているパーティが見える。初日は、荻原・小幡・高島と、渡辺・小芝・戸田の2チームに分かれた。
荻原チームは、リード荻原、セカンド高島、小幡の順番で、屏風岩右フェイスの一般ルートを登った。ジムと違って、ホールドもスタンスも自由。登っていくと、高度感が増す。外岩の感触を確かめながら登った。今日は私はセカンドで、岩になじむのが目的。どきどき緊張しながら、なんとか天狗の踊り場まで登ることができた。富士山は雲のなかに隠れていて、風が冷たく寒かった。セカンドはなるべく速く登るようになど、アドバイスを受ける。懸垂で降りていくと、渡辺チームは、自己脱出方法を練習していた。
昼休憩をとり、ロープワークを練習して、また天狗の踊り場まで登る。懸垂で下降する際に、「もみじおろし」や「だいこんおろし」なるルートを教えてもらう。こんなところどうやって登るのか想像もつかなかった。
初日は、天狗の踊り場を2往復して、下でロープワークを練習して終了。渡辺、小芝、戸田の3人は、帰京。荻原、小幡、高島の3人は、満点の星空を独占してキムチ鍋でおなかを満たし、就寝した。
【10月21日】
6時ころに起きてテントの外に出ると、見事な晴天で、昨日見えなかった富士山が見えた。雪を冠した南アルプスも箱根や奥秩父の山々も見えた。抜けるような青空のきれいな秋の朝だった。
8時半ころ、準備をしていると、深谷、江島、軽部が到着。2日目は、荻原・高島、小幡・軽部、深谷・江島の3ペアに分かれてそれぞれ岩を登ることに。2日目はトップもやってみようということで、観音ルートをセカンドで登った後に、登りやすそうなところでトップに挑戦。ホールドもしっかりあるので、怖くないはずなのに、少し体が強張った。その後、カムを使用したり、チムニーを登ったり、場所を変えて地蔵ルートを登ったりした。
最後に、軽部、高島ペアで第1バンドを往復した。深谷・江島ペアが練習していたトップロープの回収を任されたが、ものすごく時間がかかってしまった。
ロープの回収や、支点取りなど、まだまだ未熟な点が多いけれど、外岩はとにかく気持ちがよかった。
新人の私には贅沢な、初日はベテラン荻原さん、小幡さんの2人、2日は荻原さんに見ていただき、充実したトレができました。ありがとうございました。