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ハイキング・赤湯温泉
永岡 恵二

山行日 2012年11月3日~4日
メンバー (L)永岡、深谷、小芝、平尾

 今年6月30日の人生初の骨折(第12胸椎破裂骨折)の大怪我から、歩くことには支障がなくなったので、リハビリハイキングを計画してみました。山域は、骨折した棒沢付近の赤湯温泉。

みんなキノコ探しで大忙し 【1日目】
 当初は、リーダーのちあきさん、小芝さん、平尾さんの3名は、和田小屋から苗場山経由で赤湯温泉、自分は赤湯林道でキノコを探しながら、赤湯温泉で合流する予定でしたが、前日から雨が降り続いていたことから、苗場山は翌日に変更し、初日は全員揃って、赤湯林道で赤湯温泉に向かうことにしました。
 6月30日の棒沢の時と同じく、小日橋まで車で入ると、紅葉のいい時期ということもあり、駐車場はすでに満車状態。他の車に邪魔にならないように林道の端に駐車して、ハイキングの準備。小屋泊まりなのに、宴会用に酒や食料で、みんなのリュックは一杯。豪華な宴会が出来るとウキウキしながら出発。
 6月30日に骨折しながら歩いた赤湯林道。自分にとっては感慨深いものがありましたが、ちあきさんをはじめ皆、目がキノコ目となっており、林道沿いの倒木を見つけてはキノコ探し。
 赤湯林道が終わると棒沢の鉄橋から登山道が始まります。骨折しながら下った登山道は、登ってみると、意外と急で、よく下りてこられたなぁと、自分でも少し驚きました。

骨折しながら下った登山道棒沢から這い上がってきたところ

 キノコ探しと紅葉を楽しみながら、のんびりと歩いて、約2時間で赤湯温泉に到着。到着後、直ぐに道中に採ったキノコや持参した食料で、宴会スタート。途中仮眠を取りながら、夜まで宴は続きました。
 温泉の方は去年の台風で男湯に水が入り込むようになり、ぬるくてとても入れない状況。女湯は、無事だったので、他の宿泊客も順番に女湯に入って温まりました。女湯でちあきさんを待っていましたが、結局ちあきさんは現れず、ちあきさんの逆三角形の背中を拝むことはできませんでした・・・。

【2日目】
 1日目の夕食時、小屋の人に苗場山の様子を聞いたところ、山頂付近は膝くらいまで雪があるので、雪山装備がなければ、オススメできないと言われたことから、2日目もみんな揃って来た道を下山することになりました。他の宿泊客が出払うまで部屋でゴロゴロし、のんびり出発。途中キノコを探しながら、無事下山。
 今回、ハイキング程度なら問題ないことが実証され、いいリハビリになりました。今回、ハイキングに付き合って頂いた皆様に感謝です!

〈コースタイム〉
【11月3日】 小日橋(11:30) → 赤湯温泉(13:40)
【11月4日】 赤湯温泉(9:10) → 小日橋(11:25)

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