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ハイキング・足利行道山
五十嵐 めぐみ

山行日 2013年1月19日
メンバー (L)飯塚、高木、森田(純)、三澤、土肥、内山、津田、五十嵐

関東の高野山とも呼ばれる行道山浄因寺  リーダーの陽子ちゃんに声を掛けていただき、久しぶりの例会。
 新しい山靴おろしの陽だまりハイキング♪

 19日、8時30分、東武線足利市駅改札口集合。久しぶりにお会いしたスレンダー土肥さんに思わず抱きついてしまった。
 予定通り9時発のバスに乗車し終点行道山で下車。登山口の行道山浄因寺に向かい歩き出すや否や、成人の日のあの予想外の積雪のなごりがアイスバーン状態となったアスファルトの坂道で、早速、すってんころりん。入会されたばかりの津田さんに気遣っていただく。やれやれ、私らしいスタートだ。
 杉の老木に囲まれた参道を埋める石仏を見ながら石段を上がり、しばらくすると山門に到着。
 先に進み、急坂を登りきると60cmほどの可愛らしい寝釈迦像が現れる。
お昼寝中? 寝釈迦像  稜線を少し下り、石尊山山頂到着。明るく開けた山頂の見晴らし台には、東屋や方位盤があり、浅間山、榛名山、上州武尊山、赤城山、日光白根や男体山など眺められる。低山ながら、とっても眺望が良い所で休憩にはもってこい。
 みなさん豊富な行動食を交換、三澤さんから頂いたホットワインは心身ともに温まりましたわー。
 ここから、平坦な稜線を進み、大岩毘沙門天に寄る。朱塗りの立派な建物だなと思ったら、本堂は日本三大毘沙門のひとつとして有名で、足利市重要文化財に指定されているとのこと。道理でね~と納得。
 あと、ひとつ興味深かったことは毎年大晦日に、一年間の鬱憤を晴らし、すがすがしい新年を迎えるため、互いに悪口を言い合う奇祭「悪態祭り」が行われるという。普段から悪態をついているけれど、参加してみたい。
 参道の石段を下り、車道から山道に入り小さなアップダウンを繰り返し、急坂の階段を上がると両崖山山頂に到着。
黒一点!三澤さーん 織姫神社  山頂すぐ下の展望の良い場所からは足利市を一望、また、遠くに都心のビル群をうっすら見ることが出来た。
 織姫公園までは、岩場混じりで気が抜けない下り道。山道は雪がほとんど残っていなくて良かった。転ぶのは一回ですんだ。
 織姫公園を抜け、織姫神社脇に無事下山。この、織姫神社も朱塗りが目を引く、その可愛らしい名前からも察する通り、縁結びの神様が祭られているとのこと。
 お疲れ様会は、良く食べ、良く飲み、良くしゃべり、恒例の楽しい宴となった。
 行道山は冬の陽だまり、春の花、秋の紅葉と四季を通じて楽しめるそう。
 下山後の、足利学校や鑁阿寺(ばんなじ)など史跡めぐりも魅力的。是非、また、訪れたいと思う山でした。

〈コースタイム〉
行道山<バス終点>(9:45) → 石尊山(11:30) → 両崖山(13:30) → 織姫神社下(14:30)


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