山行日　2013年3月16日～17日
メンバー　(L)荻原、斎藤(吉）、深谷、成田、今井

　2006年12月号の「岳人」の山スキー特集で服部文祥が紹介していたルートで風吹大池のど真ん中にテントを張った写真があり、当時大いに興味が湧いた記憶がある。その頃の私は雪稜1本だったが、いつか山スキーを始めたら是非ここにテントを張ってみたいと以前から温めていた企画だった。
　上記岳人で紹介されたルートは今回我々が行った一般的なルートではなく、少々捻ったルートであったが、風吹大池と言えば、まずは我らがアキラ氏が出版した本にも紹介されている「この1本でしょ！」ということで、最もオーソドックスなルートとした。

【3月16日】
　今日は栂池自然園から1時間くらい天狗原まで登り、あとはスキーで下るだけで楽チンだ。と思っていたが、テント一式背負ってのスキーは案外疲れた。加えて稜線は風も強く、雪質も悪かった。天気が下り坂に向かう頃、予定通り風吹大池にテントを張って宴会へ突入。外は吹雪となる。

【3月17日】
　朝おきたら無風快晴。昨夜の雪が本日の良質な雪質を約束しており、一気にモチベーションがあがる。
　幕場からひと登りした後、まずはえびら岳北斜面の滑りを満喫する。
　次に蒲原山からの東面のブナ林を良質な雪質に恵まれて大いに楽しむ。滑り終わると広大で緩やかなゲレンデのような紙すき山牧場だ。林道に入る手前で祝杯を上げ、記念撮影をした。その後は林道沿いにショートカットして、若干ウロウロしたが、ほぼ予定通りの場所で林道に乗り、あとは林道沿いに北小谷駅へ。
　天気とメンバーと前日の降雪に恵まれてイメージ以上のスキーツアーとなり大満足でした！