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ハイキング・伊豆大島三原山
吉田 貞秋

山行日 2013年2月2日~3日
メンバー (L)吉田(貞)、佐藤、菅原、他1名

【2月1日(金)】
 船は定刻通り午後10時出航、寝室は船底の2等畳部屋の広間でしたが、寝る場所は指定されておりました。乗客は70~80%ぐらいの混み具合でした。各自、用意しておいたテントマットを敷き寝酒で乾杯。
 出航から40分ぐらい経って、デッキに出ると横浜港の夜景が素晴らしく綺麗でした。部屋に戻ると、就寝時間の午後11時間近だったので、飲み残しのお酒を一気に飲むと、間もなく消灯となりました。

【2月2日(土)】
 船は予定通り翌朝6時に伊豆大島、岡田港に到着。民宿の迎えの車に乗り約15分で民宿に到着、ここで不要な荷物はデポし、今にも雨が降りそうな中、7時に出発、民宿のおやじさんに教わった通り歩いていくと、約20分で「三原山道しるべ」の塔が立っている場所に到着。

三原山道しるべ登山道から外れ道に迷う

 ここから御神火スカイラインの途中にある三原山登山道(旧道)から登り始める。登山道に入ってから暫くは、国土地理院の地図を見ながら順調に進んでいたが、途中から登山道から外れ道に迷ってしまう。道は完全になくなり、ジャングルのようなところを薮こぎしながら登っていくと、再び元の登山道に出られた、しかし旧道の名残りである「六地地蔵」は見ることがないまま三原山山頂口に到着。
 到着したころから雨風が強くなり、この日の山行は中止とし、翌日、予定していた、火山博物館などの観光に切り替えました。

【2月3日(日)】
 翌2日目は、民宿の車で山頂口まで送って頂き、昨日断念した場所から出発しました。山頂口からお鉢の取付きまでは約40分で、ここまでの登山道は舗装された歩き易い道でした。

三原山山頂口三原山の噴火口

昼食&休憩  取付きから5分も歩くとトイレがあり、そこで休憩した後、噴火口の見学場所に行きましたが、噴火口はあまりよく見えませんでした。この後、剣ヶ峰に行く途中で噴火口がよく見える所がありました。
 剣ヶ峰を過ぎ少し下ると丁度よい休憩場所が有り、そこで昼食を取りました。
 この後、裏砂漠(テキサスルート)を経て大島公園に着きました。裏砂漠は、ほとんど木が無く開放感のあるコースで、道もサクサクしていて歩き易い道でした。お目当ての大島公園の椿は例年よりチョット咲くのが遅れていて5分咲きぐらいでした。
 バス時間の調整が1時間ほどあったので、各自、自由行動でとし、椿資料館や、大島動物園を見学した後、元町港からジェット船で帰路(竹芝桟橋)となりました。

〈コースタイム〉
【2月1日(金)】 浜松町駅集合(21:30) → 竹下桟橋(21:45) → 乗船・出航(22:00)
【2月2日(土)】 岡田港到着(6:00) → 民宿到着(6:45) → 三原山登山道<旧道>(7:20) → 三原山登山道<旧道>(7:35) → 登山道から外れる<予定地:六地地蔵>(8:30) → 三原山山頂口(9:40)
【2月3日(日)】 民宿(7:40) → 三原山山頂口(8:00) → お鉢(9:00) → 三原山山頂・剣ヶ峰(10:00) → 裏砂漠<テキサスルート>(10:50) → 大島公園(12:00) → 元町港出航(15:20) → 竹下桟橋着(17:20)

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