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沢登り・大鹿川平ツ沢(ズミ沢)
森田 純子

山行日 2013年9月1日
メンバー (L)鈴木(章)、川崎、山口(順)、森田(純)

平ツ沢の大滝  私にとって今シーズン2回目にして最後になるかもしれない沢!というのに、台風がいたりして怪しい天気状況・・・でしたが、おかげさまで好天のなか、楽しく遊ばせてもらいました。
 目的の大鹿沢・ズミガ沢(四ノ沢)は、滝子山にあります。笹子駅に8時30分に集合し、 滝子山登山口に向かって炎天下の甲州街道を歩きました。大鹿沢林道に入ると、さすが涼しい。途中、滝子山登山口方面の林道分かれるとすぐに橋があり、そこから入渓するようなのですが・・・? 沢の音が聞こえない。橋からのぞいても水が見えない。
 で、もう1つの沢、平ツ沢に行くことに決定。少し戻って、滝子山登山口への道をさらに歩きます。この登山道に沿って平ツ沢は流れていて、最後は大滝と小滝群、ナメが続くなかなか楽しい沢らしい。適当なところから入渓。四ノ沢と大違いで、水流は豊か。ジャブジャブジャブ・・・。
 リーダーがしんがりを守ってくれている中、 メンバー3人は、先になったり後になったりと思い思いに歩きます。小滝は、果敢に攻め、大きな滝は堅実に巻きつつ順調に登りました。
 思えば、山歩きを始めたころ、下に見える沢がきれいだなぁと気持ちよく滝子山登山道を歩いたことでした。その当時は、まさかその沢を登るなんて思ってもいなかったなぁ。  さて、大滝は当然巻くのだけれど、少し登って左の登山道に上がるところを、滝を登りすぎて動きがとれなくなってしまいました。リーダーは、下りて来いというのですが、その勇気はナイ! 何とか左に移動しました。後は、上にある登山道に向かって斜面をよじ登るのですが、なかなか大変。それでも、這い上がったところが登山道という安心感はいいですね。
 大滝を巻き、核心部最後の小滝とナメ滝を楽しみ、沢際に登山道が来ている地点で終了。 よじ登りで汚れた沢靴を洗い、身支度を整え下山しました。
 笹一で着替えし、リーダーを除く3人は缶ビール片手に、笹子駅まで歩きました。東京からバスに乗らずに行けて、こんなに遊べる沢。まさに、穴場でした。

〈コースタイム〉
笹子駅(8:40) → 入渓(10:00) → 登山道・橋(10:20) → 二俣(10:45) → 登山道・橋(11:40) → 大滝(12:40) → ドーム滝(13:30) → 滑滝(13:40) → 終了点(13:45) → 笹一(16:20)


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