山行日　2013年11月30日～12月1日
メンバー　(L)金子、渡辺(守)、深谷、内田、畔上

　この山行を計画したバタヤンが膝の故障で登れなくなってしまったので急遽自分がリーダーをやることになった。
　深夜に土合駅に着くと単独行の一人が寝ているだけで駅は閑散としていた。寝ている人もいるので、ひっそり静かに缶ビール1本飲んで眠りにつく。

【11月30日 晴れ】
　昨夜出発できなかったチアキと土合駅で合流して駅を出る。ベースプラザの駐車場に車を入れ、8:00に出発する。谷川に来たのは随分久し振りでロープウェイ駅が移動したことを初めて知った。
　西黒尾根に取り付くと意外に雪は少なくトレースも付いている。自分は参加しなかったが昨年の同時期は雪が多くラッセルに苦労して敗退したそうだ。鉄塔で1本とった後も順調に進む、ワカンの出番はない。
　らくだのコブ手前の鎖場は雪が少なくて登りづらいが鎖が出ているので登るのは問題ない。今日はらくだのコルで泊まる予定だったが、らくだのコブに着いたのが昼前だったので今日中に余裕を持って山頂まで行けそうなので先へ進むことにする。
　その後も順調に登高を続け14時前に肩の小屋に到着。小屋には既に2組の登山者達がいたが我々が泊まれるスペースも残されていたので今日は小屋泊りとする。山頂へは明日の朝行くことにして、ゆっくりと寛ぐ。
【12月1日 曇り】
　小屋から山頂を往復後に下山にかかる。当初の計画では往路を下ることにしていたが、西黒尾根は雪が少なく下降は厄介なので天神尾根を下ることにした。ラッセルもなく視界も良好で30分ほどで熊穴沢避難小屋着、その先も短く実働1時間ほどでロープウェイ駅に到着。なんとお手軽な下山なんだろうか。
　今回は条件が良すぎて物足りなさも感じたが正月の山行に向けた、ちょっとしたトレーニングにはなっただろう。