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ハイキング・両神山~毛無岩
さとう あきら

山行日 2013年11月23日~24日
メンバー (L)佐藤、勝部、橋岡

ブナ平上部を登る  西上州のシリーズ山行。毎月1本例会を出し、シャトル便として車を出して参加者の利便を図った。今回はシャトル便の8回目。なお西上州山行の当初目標は80周年の80本としていたが、山行実施がはかどったため、100本へと上方修正をした次第である。

 今回1日目は両神山の白井差ルート。私有地を通過する有料登山道である。予め所有者に電話し、人数と到着日時を伝えた。
 11月23日午前8時、予定通り到着すると所有者の山中氏が出迎えてくれ、ルートの詳細な説明、そして地図を貸してくれた。両神山頂上へは厳しいルートが多いが、この白井差ルートは悪場もなく最も短時間で行くことが出来る。
 8時半出発。林道を進み登山道に入る。指導標も整備され、雑木林の紅葉が美しい。急な水晶坂を登り1時間程で太いブナの林立するブナ平へ。さらに1時間の登りで清滝小屋からのメインルートと合流となって驚いた。清滝側からの登山者はとても多く、こちら白井差側からの3~4倍はいそうである。さらに5分程の登りで両神山ピークとなった。ルートの集中する狭い頂上は多くの登山者で大混雑である。
毛無岩山頂  1時間程で登山口に戻り、借用した地図を返却し入山料の1,000円を支払ったところ、両神山登頂記念のバッジを頂いた。
 この夜もいつもの場所でのたき火キャンプだ。しかし乾燥しすぎで、火勢は直ぐに大きくなり、飛び散る火の粉で山火事になりそうである。不本意ながらチョボチョボたき火での宴会を楽しんだ。
 翌日は南牧村の毛無岩へ。こちらは足の指のような形をした西上州の代表的岩峰である。道場からの沢沿いの廃道は数年前の台風で大打撃を受け、流失部も多い。赤テープを丹念に追い何とか通過し、スパッと切れ落ちた岩峰上での大展望を満喫した。


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