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山スキー・大渚山~雨飾山
永岡 恵二

山行日 2014年2月8日~9日
メンバー (L)斎藤(吉)、荻原、永岡

【2月8日(土)】
 大雪の予報の中、金曜日の夜、国立駅を出発。雪はまだ降っていなかった。車中、明日は大雪だから、山田旅館で宴会だね・・・などと話をしながら、本日の宿場「中土駅」に到着。小雪が舞う程度だったが、朝は大雪だろうと半ば諦めながら、軽く飲んで就寝。
 翌朝起きると、思ったほど降っていない。どちらにしても、天候は下り坂なので、当初の山田旅館から湯峠を経由して、大渚山の北斜面はやめて、大草連から行けるところまで行って南斜面を滑ることにした。
 車で部落の細い道を登り、取り付きに着いた。天気が悪いので、自分たち以外はいなかったが、前日以前のトレースはあり、特に迷うようなことはなかった。1,080mくらいまでは緩い登りだったが、そこから登りが急になった。
 雪も深くなり、登りが厳しい。もきちさん、荻原さんから徐々に引き離されていった。雪も段々多く降ってきた。山頂まであと5~60mくらいと思われる1,500mくらいになると、視界も悪くなり、上りはここで止めて、滑ることにした。急斜面をスキーである程度平らにしてシールを外した。滑り出しは急斜面だが、深雪で気持ちいい。が、それもつかの間。雪は重くなったり、モナカ状だったり、新雪の下がアイスバーンだったりで、どうも快適さはない。あっという間に1,080mくらいまで滑り、あとは登ってきたトレースを下った。

【2月9日(日)】
 天気は前日と変わらず、雪が降っていた。山田旅館のすぐ近くから林道に入り、雨飾山に向かった。雨飾山の取り付きまで、長い林道を行く。平らだが、トレースがなく、雪が深くなかなか進まない。取り付きまで3時間。天候も良くなく、雪も多いので、とても上れそうもないということで、そのまま歩いてきた林道を戻ることにした。途中1,030m付近で林道から外れ、山田旅館に降りるルートを滑った。
 天候が悪かったから仕方ないが、殆ど滑ることができず、欲求不満がたまるスキーだった。

〈コースタイム〉
【2月8日】 大草連(9:00) → 1,500m付近(12:00) → 大草連(12:40)
【2月9日】 山田旅館(6:50) → 取り付き(9:40) → 山田旅館(11:00)

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