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縦走・三伏峠~赤石岳
峯川 正行

山行日 2014年8月13日~17日
メンバー (L)峯川、飯塚、津田、林

【山行総括】
 数年前にNHKの小さな旅で南アの塩見小屋と小河内岳避難小屋の特集を見て、雑然とした塩見小屋はあまり興味を感じなかったが、番組後半の素朴な感じの小河内岳避難小屋に非常に興味を覚えたことをふと思い出しました。ヒゲを蓄えた小屋番の方がとても素敵だなあと思い、今年は是非この小屋に行きたいと昨年の仙塩尾根からの続きを計画した次第です。
 私とすれば、聖岳までの縦走より小河内岳避難小屋でどう素敵な時間を過ごせるかが一番重要でした。
 山行のお天気は予想通りに初日の晴天での『景色の見納め』状態でした。2日目以降は暴風雨、ガス等で縦走を続けるには無理な状況でしたが、小河内岳避難小屋でとてもいい思いをしたので、ルンルンで椹島へのエスケープルートを選択しました。今回は縦走というより、素敵な東海フォレストの小屋めぐり山旅でした。こんな素敵で個性的な避難小屋がいくつもあるのは南アだけではないでしょうか。山よりも小屋番に吸い寄せられて山に入る感じかもしれません。天気が悪くても楽しいメンバーで巡ればとても楽しいのです。赤石岳付近はまだまだいろんなルートがあるので、是非来年以降もまた晴天を祈って再訪してみたいものです。

【8月13日(水) 晴のち曇り】 記録: 峯川
 台風の動向が心配だったこの数日でありましたが、なんとか抜けてくれて大丈夫そうで初日の13日は好天が期待されましたが、どうもそれ以降は前線の影響で天気はあまり良さそうではなく、ある程度覚悟して集合場所の毎日新聞社へ。昨年のお盆は最高の天気だったのでなんとも残念な感じ・・・。
 12日22時くらいに毎日新聞社へ着くと、すでに待合場所は山モード。やはりこの毎日新聞社からの夜行バス出発はいいなあと。ファミマもあるし、食事もできるし待合場所として最高です!22時半くらいに全員集合して、バスに乗り込みます。適度に仮眠が出来、4時前に伊那大島駅に到着。6時半発の鳥倉登山口行きのバスに合わせてか数人の登山客もいました。少しでも早めに歩き出したい我々は“時間を買う形”で5時発の予約タクシーで出発予定で、各自駅舎などで仮眠をとりました。私は、駅から少し歩くとセブンイレブンがあったので多少の買い物をして、駅に住み着いていた猫達と遊んで5時まで待ちました。
 タクシーで1時間ほどかけて鳥倉登山口に向かいます。天気は良さそうです。ゲート前の駐車場は車で一杯でした。ゲートから45分くらい林道歩きで鳥倉登山口に到着です。昨年、平尾さんと仙塩尾根を歩いて下山してきた場所です。昨年の続きです! 頑張ろうという気力が湧いていきました。
 登りだしは歩きやすい道で助かります。みんな重い荷物なのでゆっくり登ります。登り始めて2時間ほどで水場に到着です。水が注ぎこむ一斗缶が新しくなっていました。それ以降は木製梯子がいくつか登場しますが、安心して登れます。左側に仙塩尾根の山々が見えてくると三伏峠は近いです。3時間半くらいで懐かしの三伏峠に到着です。小屋前のでかい三伏峠の看板には「日本一高いと言われる峠」と後付のような感じで板が貼り付けてありました。なんとも曖昧な言い方・・・。確か昨年はなかったような・・・。やはり他にもここより高い峠があるのです。
 長めの休憩をとり、三伏峠小屋の水場に向かいます。ここから望む塩見岳は圧巻です!「これが見納めだよ!」とみんなにしつこくいいながら見納め集合写真を撮りました。

三伏峠小屋管理の立派な水場三伏峠からの塩見岳の勇姿

 ここから未知のルートです。すぐに小河内岳避難小屋に到着するかと思っていたのですが、烏帽子岳への登り返しです。烏帽子岳からは小河内岳山頂直下にある小河内岳避難小屋がぽつんと可愛らしく見えました。この頃から怪しい雲が出てまいりました~。広大な尾根が広がり、とても気持ちのよいルートです。気持ちが清々しくなります。
 見納めの景色を堪能しながら3時間ちょっとかけて小河内岳避難小屋へ到着です。思った以上にアップダウンがありました。
 歩き始めから薄々感じていたのですが、こちらの避難小屋は夏季は営業小屋で宿泊することは全く問題ないのですが(北アルプスでは悪天候以外で避難小屋に泊まると別の小屋で怒られる)なにせ定員が10名ほど。お盆の時期で結構な人が入っているので、定員オーバーしてしまうのでは・・・と心配しながら歩いておりました。

小河内岳避難小屋と富士山憧れの小河内岳避難小屋

小河内岳からの“見納め景色“  到着するとすでに数人の方が寛いでいました。途中で抜かれた方ばかり・・・。小屋番の河村さんご夫妻はかつて塩見小屋の小屋番をなさっていた方です。大挙してお客が押し寄せる塩見小屋より、この小さな規模の避難小屋の方が性に合うとのことです。私と飯塚さんは小屋番の河村さんが三峰会員であった故人の野口さんに似ているなあと直感的に感じました。それも野口さんが歳をとったらおじさんみたいになったのかなあと。風貌といい、しゃべり方、落ち着いた佇まいがとても野口さんに似ているのです。奥様もほんとに素敵な方で、小屋で自炊している時にコロッケまでいただきました! この時期のサービスなのか1人1リットルの水を頂きました。知っていたら三伏峠の水場から担ぎあげなくてよかったですが、余った水は小屋に差し上げました。この小屋はやはり空いている時に来るべきです。来年は7月中旬に河村さんが小屋にあがる時を狙って、是非再訪したいと思います。私的には、こんな素敵な小屋に泊まれて今回の山行の最大の目的を果たしてすでに満足してしまいました。小屋からの大展望も素晴らしかったです。この小河内岳避難小屋での素泊まりは東海フォレスト山域では非常に大事な切り札で、天候悪化で椹島に下山を余儀なくされた際は椹島からの畑薙までのバスに乗車が出来るのです。実際のこの宿泊の領収書がこの後大事な切り札となりました。明日の天気も怪しいので、小河内岳からの景色を見ておこうということで歩いて5分の山頂に向かいました。すでに雲が多くなり明日からが・・・という感じでした。
 津田ちゃんの美味しい夕食をたらふく頂き、明日の天気が良いことを祈って就寝いたしました。

【8月14日(木) 霧のち雨】 記録: 津田
 前日から心配していた通り、この日は朝から風が吹き付け、小雨が降っている。雨具を着こんで、レインカバーを付けて出発。
 まずは前日登った小河内岳まで行くが、昨日は南アルプスの深い山々を見渡せたのに今日はガスで真っ白。数十m先までしか見えない。晴れていればこの稜線歩きは天国だが、あいにくの雨の中だ。風雨で体が冷えて体調を崩してしまわないか、心配しながら歩くが30分ほどで樹林帯に入る。
 有り難いことに樹林帯では風雨がしのげ、また晴天での樹林帯歩きだと暑くて辛いが、今日は逆にしっとりとした森の中を歩けて気持ちがよい。今日が雨降りだなんてラッキーだったかも、と悪天候をよい方に捉える。小屋で一緒だった方々と前後になりながら進んでいく。板屋岳の標柱が立っていたが、森の中で展望はなかった。休憩すると虫がたくさん寄ってきた。虫よけ必携。
 たまに稜線に出るが、風が強く、また足元もガレ場で切れている。すぐにまた稜線下の樹林帯に入ると、途中でマルバタケブキの大群落を見ることができた。私は見るのが初めて。こんなに大輪の華やかな花が高山に咲いているなんて。

マルバタケブキの大群落かなりの味わいのある高山裏避難小屋

 お花畑を過ぎると高山裏避難小屋に到着。ベンチでしばし休憩をさせてもらう。テント場が奥まで点在していて、いくつか張ってあった。ここを拠点に周囲を登る人か、それともこの雨の中、停滞を決めた人たちか。いずれにしても静かな森の中で雨音を聞きながら一日過ごすのもいいかも、と思った。
 1時間半ほど歩くと小広場に出る。ここから先は大きな岩がごろごろしたガレ場の斜面だ。今までは緩い尾根上を歩いていたが、ここから上りになる。まだ重たい荷物を背負って登っていくのは息が切れた。ようやく稜線に出て荒川前岳に出るが、ここでも視界なし・・・。

晴れていれば最高の景色・・・ 荒川岳への稜線雨の荒川岳にて 雨のせいでちゃんと撮れない!

 まだお昼前だが、今日の行程は赤石岳避難小屋まで行く予定だったのを荒川小屋に変更。体も冷えてきたので早くテントに入って温まりたかった。途中で鹿よけの柵のあるお花畑を通過。雨の中でもたくさんの種類のお花が咲いていて心が和む。ほどなくして荒川小屋に着き、幕を張った。荒川小屋ではお昼から宴会。びしょ濡れの衣服を乾かし、飯塚さんの具だくさんタイカレーで体を温めた。
 ちょうどトランスアルプスジャパンレース(TJAR)の期間で、ここが通過点だったらしく、旗を掲げたテントが張ってあった。明日の晴れを期待しながら就寝。

【8月15日(金) 晴れのち暴風雨のち曇り 記録: 飯塚
 前日から降り続いていた雨は、夜明け前にやみ、15日は気持ちの良い快晴の朝だった。ただ天気は、午後から崩れるとの予報だったので、気合を入れて早朝から行動を開始する。
 荒川小屋幕場を出発し、大聖寺平へのトラバース道では、雷鳥の姿を見ることができた。人間を怖がらずに、こちらに近づいてきて、チョコチョコ歩く姿がとても可愛らしい。

朝日を浴びる荒川小屋 束の間の晴れでした朝から快晴!雷鳥にも出会って気合が入る!

 大聖寺平からは、南アの山々を見渡すことができ、目指す赤石岳が大きく聳え立つのを目にすることができたが、ここから一段と風が強くなりだし、雲の動きも早くなってきて、天気が既に変わってきているのか、一抹の不安を感じる。
 前後にいた登山者たちと抜きつ抜かれつしながら、小赤石岳の肩、小赤石岳を越えて赤石小屋分岐に到着する頃には、不安的中、既にガスに包まれ、なんと雨も降りだしてきてしまった。「天気崩れるの、早すぎるよー!」と皆で嘆きながらも、ここまで来たら赤石岳山頂を踏まなければと、あと約30分の登りにとりかかる。

大聖寺平からの登り 稜線が綺麗です小赤石岳の肩からの赤石岳 これが本当の見納め

 ところが、標高3,000mを超えた稜線上では暴風雨となってしまい、物凄い風が吹きつけてきて、油断すると飛ばされそうな勢いだ。一番華奢な津田ちゃんは大丈夫だろうかと一瞬心配になったが、暴風に煽られながらも、ガッツで登っていく姿はとても頼もしく、全く心配する必要はなかった。
 そして暴風雨の中、全員揃って念願の赤石岳を踏むことができた。この赤石岳は、三峰山岳会に入りたての頃、冬合宿で目指したが悪天候により敗退したままで、ずっと気になっていたのだが、この笑うしかないくらいの暴風雨の中での登頂となり、また忘れられない山のひとつとなった。
 その後、山頂直下にある赤石避難小屋に、逃げ込むように入った。この小屋も雰囲気がとてもよく、素敵な山小屋のご主人、奥さん、小屋番さんに暖かく迎え入れていただいた。ずぶ濡れで冷え切った体を、ストーブで温めることができ、小屋のありがたさをしみじみ感じた。
 また、赤石避難小屋名物の“ちえこさんコーヒー”を注文し(本当に美味しかったのです!)、おまけにハーモニカ演奏も聴かせていただき、居心地のよいこの赤石避難小屋で1時間以上もゆっくり休憩させてもらったのだった。
 ぜひいつかこの小屋に宿泊して、ご主人達の話をいろいろと聞いてみたいものだと、メンバー全員で思ったのであった。

暴風雨の赤石岳!もう笑うしかない!とても居心地のよかった赤石岳避難小屋

 後ろ髪をひかれながら小屋を後にし、まだ暴風雨の中を分岐まで戻り、稜線から外れた登山道を下っていくと、ようやく暴風から逃れることができるようになり一安心。あとは雨の中を、今日の目的地赤石小屋まで、ひたすら下山するだけだ。
 トラバース道では、今度は雷鳥の親子に遭遇。チビ雷鳥2羽は、落ち着きがなく、チョコチョコしながら、登山道を横切ったりあっちこっちで遊んだりと忙しい。
こんな人に怯えない雷鳥は初めて  姿が見えなくなると、親雷鳥は声をあげて呼んでいる姿が、これまた可愛かった。
 雨の中ではあるが、道中には、高山植物の色とりどりの花があたり一面咲き誇っていて、かなり癒された。特にハクサンイチゲの大群落の白色が、雨の中でも美しかった。
 冬道分岐を過ぎる辺りから、ようやく雨もやみはじめ、そして赤石小屋に到着。この小屋も綺麗で小屋番さんも親切な方だった。
 小屋指定の幕場にテントを張ったが、幕場の下部には、旧赤石小屋がまだしっかり残っていて驚いた。昔行った冬合宿の時には、開放していたので利用させてもらったが、シーズン中の今は、素泊まり用の小屋として使用しているようだった。
 午後の時間がたっぷりあるので、ビールで乾杯し、赤石小屋お勧めの絶品チャーシュー入りラーメンを食べて、ようやくホッとすることができた。
 その後は、小屋で仕入れたお酒等を飲みつつ、この3日間の山行&よもやま話に花が咲いたのだった。

快適な赤石小屋で午後をまったり過ごす

【8月16日(土) 晴れ時々曇り】 記録: 林
 朝食後、赤石小屋テント場を出発。久しぶりに晴れ間が見える。やった!
 今日の行程は登山口である椹島(さわらじま)までの約3時間。ところどころで背後に聖岳を見ながら下りて行く。
 道がほとんど赤土で、辺り一帯がずっと同じ色の岩でできている。初めて見る色だ。あっ、だから「赤石岳」なのか?
急登が続く歩荷返し  途中、「歩荷返し終了」と標識あり。「ねずみ返し」みたいなもの? ここでボッカさん達はあきらめて帰るということか。確かにそんな感じの急登をひたすら下って行く。
 休憩で座っていると、「早く下りてしまいたい」「もう下りてしまうのか」と両方の気持ちが浮かんでくる。初めての南アルプスで、あまりに大きなスケールの自然に圧倒される4日間だった。日本にこんなところがあったのか・・・来てよかったという思いだ。
 ところで、今回皆さんにたくさんお菓子をもらってしまいました。ありがとうございます。もう4日目なのに、次から次へと手品のように出てくる。すごい。お菓子は重いので、10gでも荷物を軽くしたいと思う自分には到底できないワザだ。
 午前中に椹島登山口へ着。これまでとは別世界の整然とした景色が突然目の前に広がる。快晴の下、きれいに整備された広大な芝のテント場。できて間もない木造りの建物群。テーブルと白い天幕。白樺の林。今までずっと濡れねずみで過ごした日々を思うと、何だか夢の世界に迷い込んだようだ。上高地ほどには人がいないため、余計そんな風に見える。
 荷物を下ろし、テントを干す。靴も服も水道で洗い、これも芝生に並べて乾かす。こんなことができる日が来るなんて・・・。日差しが強く、一瞬で乾いてしまいそうだ。

夢の世界の椹島テント前でまずはプチ宴会

 夜になり、炊事場横のテーブルで食事。ついにリーダー特製、構想数ヶ月のジャンバラヤ(=南部アメリカ風スパイスごはん)が全貌を現す。何ておいしそうな匂いなのか。ロッジで買ったワインを空け・・・ 登山の終わった安堵のせいかアルコールの回りが早く、私はそこで撃沈。後のことはよく覚えていないため、残念ながらここでこのレポートを終えたい。

ジャンバラヤとワインで最後の晩餐

【8月17日(日) 晴れのち曇り】 記録: 峯川
 最終日は椹島から帰るのみです。椹島8時発で畑薙第一ダムまでのシャトルバスに乗車するためには初日に宿泊した小河内岳避難小屋の領収書が必要になってきます。東海フォレスト独自のシステムは初めて来た人にはなかなか理解できないかもです。大事に領収書を保管しておきました。1時間ほどダート路を走り、畑薙第一ダム先の臨時駐車場で下車しました。
 ここから高速バス出発予定の赤石温泉白樺荘まで徒歩で歩きますが、景色を見ながら45分くらいで到着しました。開館は10時ですが、愛想のよい男性従業員らしき人が手招きしてくれて、早めではありますが、入館させてもらいました。

東海フォレストのマイクロバスで畑薙へ静かな佇まいでとても綺麗な白樺荘

 館内には地元井川の雄、TJAR優勝者の望月さんのサインや写真が一杯ありました。今年も最初にこの白樺荘をダントツの速さで通過していったとのこと。もちろん優勝でした。しかし、この愛想のよい男性従業員は近くの山のルートのことなどを色々と教えてくれます。聞くと、地元の井川山岳会のかなりの重鎮のようです。畑薙でも井川山岳会が中心でバスチケットを販売していたりとボランティアで活動もかなりされております。いま開拓している面白そうなルート情報も聞けて良かったです。静かなお風呂に入り、食堂でお腹いっぱいになり、13時過ぎ出発の新宿直行の毎日あるぺん号に乗車して、この山旅は終わりとなりました。色々と予定は変わりましたが、縦走というより山旅ということでお許しくださいませ。

最近この路線運行を開始した毎日あるぺん号
〈コースタイム〉
【8月13日(水)】 鳥倉林道ゲート(6:05~25) → 鳥倉登山口(7:10~25) → 水場(9:25~35) → 豊口山分岐(10:05) → 三伏峠小屋(10:55~11:20) → 三伏峠水場(11:40~50) → 烏帽子岳(12:40~50) → 前小河内岳(13:50~14:00) → 小河内岳避難小屋(14:50)
【8月14日(木)】 小河内岳避難小屋(5:00) → 小河内岳(5:05) → 板屋岳(6:55~7:05) → 高山裏避難小屋(7:50~8:05) → 水場(8:30~35) → 小広場(9:10~20) → 森林限界(10:00~15) → 稜線(11:10) → 前岳(11:33~40) → 荒川小屋分岐(11:45) → 荒川小屋(12:35)
【8月15日(金)】 荒川小屋(5:20) → 大聖寺平(5:55~6:05) → 小赤石岳の肩(7:05~15) → 小赤石岳(7:30) → 赤石小屋分岐(7:45~50) → 赤石岳(8:10) → 赤石岳避難小屋(8:15~9:25) → 赤石岳(9:35) → 赤石小屋分岐(9:50) → 砲台休憩所(10:25~35) → 冬道分岐(11:15) → 富士見平(11:25~30) → 赤石小屋(12:10)
【8月16日(土)】 赤石小屋(6:45) → 歩返終了点(7:25) → 歩返開始(7:40) → 樺段(9:00) → 林道後ヘアピン(9:25~35) → 1,405m点(9:55~10:05) → 赤石岳登山口(10:30) → 椹島ロッジ(10:40)
【8月17日(日)】 椹島ロッジ(8:00)=[東海フォレスト送迎バス]=畑薙ダム下・夏季臨時駐車場(9:00~15)~赤石温泉・白樺荘(9:50~13:10)=[毎日あるぺん号]=新宿西口BS(20:00)

〈諸経費〉
■毎日アルペン号:竹橋毎日新聞社⇒伊那大島駅:6,200円/人
■タクシー:伊那大島駅~鳥倉林道ゲート 約1時間:11,700円 マルモタクシー:0265-36-3333
■小河内岳避難小屋素泊まり:5,500円/人 小屋番在勤営業:7月16日~8月31日
■荒川小屋テント泊:700円/人(トレイ使用料200円込)
■赤石小屋テント泊:700円/人(トイレ使用料200円込)
■椹島テント泊:1,000円/人(風呂入浴料含む)
■赤石温泉・白樺荘:510円/人
■毎日アルペン号:白樺荘⇒新宿西口BS:8,300円/人


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