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第5回日韓交流山行韓国 雪岳山(ソラクサン)
その3 ピストン組
天城 敞彦
山行日 2014年10月10日
メンバー 三峰山岳会 小堀、天城、渡辺(靖)
正林建築山岳クラブ Heungsoo Lee, Yeonkwan Kim, Minkyung Kim

ピストン組  11時頃、恐竜稜線組の7人と別れて往路を引き返す。韓国側は李さんと金さん2人、日本側は小堀さん、渡辺靖代さんと私の6名。
 下山後車2台に分乗するのにちょうどよい人数配分となった。李さんは30代後半か40代前半で権さんと同じく日本企業への派遣経験があり日本語を話せる(権さんより口数は少ないが)。金さんはかわいらしい女性で渡辺靖代さんと同室に泊まったこともあってか、2人はなじんでいるようで、仲よさそうに軽快に下っていく。もう1人の金さんは30代前半くらいのさわやかな青年で権さんからわれわれへのサポートを依頼されたのかもしれない。
 あい変わらず小雨が降っていて展望はない。道は丁寧に石が積まれて整備されているが段差もあり長く続くと膝に堪える。それでも渓谷沿いになると傾斜もゆるみ花崗岩のきれいな渓谷や紅葉もかすかに浮かび上がり幻想的ではある。やがて恐竜稜線からの道を合わせて橋を渡ると山道は終わり、のどかな散歩コースになる。この辺り、往路はまだ暗くて何も見えなかったが、上高地と明神の間のような散策路である。やがて左手に大きな大仏さんがあった。これも行きには暗くて見えなかったが、鎌倉の大仏さんよりも大きいのではないだろうか。立派である。新興寺という寺の山門をくぐると駐車場で(15時30分)、恐竜稜線組より一足早く宿に戻り、シャワーとビールで後続を待つことになった。

日韓交流山行を終えて
渡辺 靖代
 初めての韓国の旅は、韓国の自然と、人と、食に感動の4日間でした。
 雪岳山は素晴らしい岩山の風景で、登ってみると綺麗な紅葉も見られ、岩に漢字の名前が彫ってあるところなど、なんとなく歴史もかんじました。雨の中、長い時間歩くのは大変でしたが、山で初めて朝日を見られて嬉しかったです。
 また「大丈夫?」と声をかけてくれたり、休憩中、座布団を差出して下さったり、韓国メンバーの方々の優しい心づかいが忘れられません。
 港町の海鮮料理はとても美味しかったし、みなさんとても親切に私達を迎えて下さいました。参加できて本当によかったです。

日韓ギャル交流!

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