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秩父三峯神社参拝
さとう あきら

参拝日 2015年 10月25日
メンバー (L)原口、江村(皦)、佐藤(前夜より)、広瀬(夫妻)、鈴木(章)、大田、峯川、平尾、渡辺(靖)、別所、三澤、他(当日参加) 計13名

わらじかつ丼  遡ること82年前の昭和8年、初代三峰会長の宮坂氏ら3名がこの神社から雲取山を越えて奥多摩駅(当時は氷川駅)へと一日で駆け抜けたことを契機に、三峰山岳会を創設したとのことだ。会の歴史の出発地となる三峯神社へは隔年で参拝し、登山安全を祈願するのが通例となっている。しかし2年前は創立80周年記念行事と重なったため取りやめとし、今回の開催となった。
 先発組は前日の土曜日午後に西武秩父駅に集合。駅前商店街の仲見世で名物のわらじカツ丼を食べる。カツ2枚乗りの豪華版だ。う~ん、そんなに食べられるかと不安だったが、カツはハムのように薄く楽勝で完食。しかし油の取り過ぎで、その後の体調はいまひとつ。
 三峯神社へはバスで揺られること1時間15分。標高1,000mの深山はすでにすばらしい紅葉だ。今宵は神社宿坊に宿泊だが、料理は温泉旅館なみに豪華で食べきれない。またお風呂も温泉で、重曹泉特有のヌルヌル感がすばらしい。
 翌10月25日も快晴で、朝日を浴びた正面の和名倉山の紅葉が映える。10時頃から皆が集合してくる。中でも峯川隊は当初別の例会計画を立てていたのだが、この参拝に合わせて山行をこちらに変更してくれたのだ。ありがたい。
 正午過ぎにお祓いが始まった。玉ぐし奉納は三峰山岳会がトップバッター。今回は鈴木章子さんに代表をお願いし、皆は合わせて拍手を打った。
日本武尊像前にて  その後はお決まりの原口鍋。今回も豪華ふぐ鍋である。日本武尊(ヤマトタケル)像の広場で宴を囲むと、脇を通る人からは羨望のまなざし。鍋も仲間も最高で楽しいひとときを過ごし、ほろ酔いかげんで西武秩父行きのバスに乗り込んだ。


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