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集中山行・甲武信ヶ岳
その3 縦走・黒平~国師ヶ岳~甲武信ヶ岳
峯川 正行

山行日 2016年9月17日~19日
メンバー (L)峯川、八須、天城、小川、藤岡

 2年前に岩屋林道から国師ヶ岳を登り、アコウ平、御室小屋跡を経由して金峰山表参道を経て金峰山を巡る山行を最高の天気の中で歩くことができて、今回はその金峰山表参道の前半部分(黒平~御室小屋跡)を歩いてみたいと思っておりました。当初は金峰山山頂集中だったので、この企画をメインに考えていましたが、甲武信ヶ岳に変更をしたので、金峰山から甲武信ヶ岳への縦走もプラスした計画としました。山旅をメインとした企画です。ですのでいろんな旅を経験させたいと思いハッチー(八須君)を無理やり参加させました。ハッチーは予想通り集合の甲府駅ステーションビバークを実施すること・・・。

【八須のプロローグ】
 その日、僕は尿意を覚えて目を覚ました。いつもやかましい目覚まし時計に叩き起こされている僕にとって、それは珍しいことであった。目を開け、視界に映った風景もまた見慣れたものではなかった。普段ならば6畳程の狭い部屋で目覚めるものだから、迫りくるような壁に、手の届きそうなほど低い天井がいつも見えるのだが、このときは違った。目覚めた場所はいつもの狭い部屋ではなかった。そこは甲府駅の広い広い駅構内だった。朝一で山へ登るため、僕は駅構内で野宿をしていたのである。
甲府駅構内  独り暮らしをしている僕にとって朝目覚めて直ぐに人と出会うことはまずない。だがこのときはいつもと違っていた。トイレに行こう、そう思って立ち上がり、荷物をまとめていたときだった。1人の見ず知らぬじーさんがこちらにヨチヨチ歩み寄って来たのだ。そのとき、僕はエレベーターの傍にいたものだから、てっきりじーさんの目的はエレベーターだと思っていた。が、実際は違った。じーさんは僕の目の前で立ち止まり、そして訪ねてきた。
 「兄ちゃん、これからどこへ行くんだ?北岳か?お?」
 「いや、北岳じゃなく、こう...こうぶ?(あれ名前なんだっけ・・・)」
 じーさんはウキウキした顔でじっと僕の言葉を待っている。
 「こうぶ...こうぶ...(名前がでてこねぇ・・・)」僕は頭をひねりにひねり、これから目指す山の名前を思い出そうとした。
 「こうぶしん......!!たしか、こうぶしんげんだけだ!!」
 正確には甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)と言うのだが、この時の僕はその名前を忘れてしまっており、“こうぶしんげんだけ”という訳の分からぬ名前を口走ってしまっていた。
 「こうぶしんげんだけ?いやぁ~知らねぇな...」じーさんは首を傾げながら答えた。
 このとき、じーさんは頭の中で、僕の言った聞いたことも見たことも無い山を山の麓から見上げていたことであろう。だがじーさんは直ぐその山に背を向けた。そして、じーさんの世界はいきなりぶっ飛び、次の瞬間には頭の中で、熱い熱気と歓声の中、狭いリング上で繰り広げられている2人の男の戦いを眺めていた。
 「兄ちゃんよ、“蜂の様に舞い、蜂の様に刺す”これ言ったボクサーを知ってるかい?名前は確か...何だったけか?」
 言葉は少し違うが、聞いたことのあるものであった。
 「モハメドアリですよそれは、蜂じゃなく蝶、蝶の様に舞う!」
 「お!よく知ってるじゃねぇか兄ちゃん!おお?あん人は凄かった!兄ちゃんは試合を見たことあるけぇ?」
 ここからしばらくの間、僕らはボクシングの話題で盛り上がった。だが、じーさんはボクシングの会場から突然立ち去った。次にはじーさんは頭の中で、広大は海の上を船でゆらゆらと漂っていた。じーさんは目を光らせながら訪ねてきた。
 「兄ちゃん、マゼラン知ってるかい、マゼランって?お?あの人はいっぺー国をめっけたぞ!」
 「知ってますよぉ!俺もあんな冒険家になりたい!」
 「そいつぁいいことじゃ!マゼランの時代は...世界が変わってて、マゼランが正しかったんじゃ、おめぇもその内の一人だ!まずどこに行きてぇんだい?」
 「アラスカです!アラスカで生きる生き物の物語を書くんです!」僕は胸を躍らせながら答えた。
 「アラスカかぁ...ここで寝られんだから兄ちゃん、世界のどこに行っても寝られらぁ!だけど、さみぃぞアラスカは。狐の毛皮を剥いで防寒着を作っている人がいるそうだ。兄ちゃんも毛皮を剥くといい」
 「え?ムクドリ?」僕には“剥くといい”という言葉がムクドリに聞こえた。
 「ムクドリ?!何言ってるんじゃ!ムクドリじゃ兄ちゃん、毛皮なんか作れねぇだんべ!さては兄ちゃんムクドリを見たことねぇな?お?」
 その後じーさんは突然日露戦争の真っただ中に飛び込んで行ったかと思うと、次にはまた突拍子もなく世界を変えていった。ジャングルに住むオラウータン、ゴミを荒らすカラス、ムンクの叫び、ブラジルのゴールドラッシュ時代、田中角栄、女...次々と僕を色んな世界に連れて行ってくれた。僕がいちいちゲラゲラと笑うものだから、じーさんもじーさんでそれが嬉しかったのだろう。目を少年のようにキラキラ光らせて面白い話題をホイホイ投げかけてきたのだ。
 気が付けば時計の針は7時を迎えようとしていた。目覚めてからおよそ1時間...。はっと我に帰った僕は腹部に凄まじい尿意を覚えていた。膀胱が破裂してしまう危機に陥り、僕はじーさんの止まらない口を遮った。
 「ちょっとごめんなさい!ちょっとトイレ...洩れそうなんです」
 「おおそうかい。トイレかい。いっといで!」会話を遮られてシュンとしていた。
 「すみません、ちょっと行ってきます...。オジサンはこの後は?」
 「わし?わしゃはこの後は...競馬じゃ!競馬!」
 僕はザックを背負いトイレへ走った。
 そして再び面白い話を聞けることを期待して、さっきの場所へ帰っだ。だが...もうそこにはじーさんの姿はなかった。てっきり待っているものかと思っていたのだが、そんなことはなかった。じーさんは競馬に行ってしまったのである。突然目の前に現れた面識もなく名前も全く知らない、見ず知らずのじーさん...。話が次から次へと変わり。色んな世界に連れて行ってくれたじーさん...。いつもならば朝目覚めて直ぐに人と出会うことのない僕に、普段とは全く違う楽しい朝の一時を過ごさせてくれたじーさん...。なんとあっけないお別れだったのだろうか。尿意を我慢できなかったことを少しだけ後悔し、またいつの日かじーさんに巡り合えることを願いながら、9月17日僕はこうぶしんげん...甲武信ヶ岳に登って行った。山を登っている最中に、じーさんのことがぐるぐる頭の中を回っていたことは言うまでもない。

【9月17日】晴れ
 甲府駅に朝8時半過ぎに集合しジャンボタクシーで昇仙峡方面に向けて出発です。ハッチーだけは甲府駅でSBしたのであるが、何やら面白いおじさんに会ったようである。全てを糧にしてしまうハッチーが羨ましい。
 6月に取付部の黒平まで偵察がてらハスラーでいって、距離と時間はなんとなくわかるのですが、やはり遠いです!1時間ほどかかり料金も約2万円。でも甲武信ヶ岳まで縦走だから仕方がないです。誰もいない広大な甲府市森林浴場広場で共同装備を振り分けて出発します。
 キャンプ場の裏手から登っていくと林道に合流し、テクテク林道を登っていきます。今日はグリーン色の髪色のあずさちゃんはカエルをみつけて喜んでいたりして林道歩きも退屈ではないのです!
 約1時間ほど歩いてヘアピンカーブの先に【金峰山頂】と書かれた指導標が木に掛けられている箇所に到着です。ここが金峰山表参道の取付となります。ここからのんびり防火帯を登っていくと思っていたのですが、この防火帯の斜度が半端ないです!重荷を背負った我々には厳しいです。黙々と登るだけです。20分ぐらい我慢して登れば斜度は緩くなり、尾根から外れて山麓をトラバースするようなルートになります。道形もしっかりついていて最近刈り払いがされた様子です。歩いていていかにも歴史があるようなルートであり、このルートはまさしく古の表参道そのものなのではと思いました。今日は急ぐ必要もなく、今日だけの晴れ間なのでゆっくりゆっくり大地を踏みしめて歩いて行きます。しばらく行くとまた林道に飛び出ます。しばらく林道を進んで行くと真っ平で広い良いサイトにたどり着きました。近くに沢もあるのでおそらくかつてはここは飯場跡ではと思います。ここで幕営してもいいくらいでした。なんとこの辺りの木々にヌメリスギタケが繁茂していたのです。天城さんのキノコチェックでOKが出たのでみんな一斉にキノコ収穫です。誰も採っていないのかとんでもない量をゲットできました。今宵の食卓にのぼることでしょう!この状況をわかっていたのか天城さんは牛乳を持参しておりました。天城さんお得意のホワイトクリームソテーでキノコをこの後頂くことになりました。
ヌメリスギタケがあちらこちらに!  しばらくキノコ探索でのんびり時間を過ごし、沢を見ながら林道を下っていくと右手にチェックポイントである造林記念碑が見えました。ちょうど十字路になっています。先程右手にいく細い道があったのでおそらくここにつながっているのでしょう。その先に雨をしのげるほどの掘っ建て小屋があると記録にあったので物件チェックをするべく近寄ってみると、小屋の周りに雑草が繁茂して中を覗く気力が失せてしまいました。大雨ならなんとか使えそうな感じの物件です。
 また十字路に戻り、金峰山と書かれた指導標を確認してさらに進みます。水晶盗掘禁止の看板が目印です。しばらくは沢沿いで笹原のしっかりとしたルートをゆっくり登って行きます。
いかにも悪そうなイラストが取付  天気もよくてとても気持ちが良いです。しばらく進み水平なルートになってくると沢の音が聞こえ始めました。幕営目的地の神ノ子沢が近いです。どんな場所なのか楽しみで速歩きになってしまいます。ルートは一旦沢を渡渉して対岸に渡り沢沿いを進んで水晶峠に向かいますが、幕場適地は神ノ子沢を奥へ進むと茶碗の残骸などがあり、まさしくそこが幕営地でした。
 テントも十分設営できるサイトでした。ジャンボテントも設営できました。今回は幕営場所が狭い可能性もあったので4~5人用とソロテンの2張を持参いたしました。横に沢も流れていて本当に素晴らしい場所です。集中でなければ明日の天気が悪いのでそのまま下山しても良かったくらいです。また来訪したいです。

【9月18日】小雨のち土砂降り
 翌日は5時過ぎの出発ですが、やはり雨模様です。ただ、テント撤収の際は小雨だったので助かりました。ひとまず水晶峠を目指します。少し戻って支沢に赤テープがありそこを進むと金峰山への指導標がこぢんまりとあり沢を高巻く感じで登っていきます。まだ暗いので昨日、酔っ払う前に取付きを確認しておいて良かったです。少しわかりづらいです。
 しばらく登り高みのエリアがあったのでそこが水晶峠かと思いましたが、違って少し下がった所が水晶峠でした。少し下ると白い塊がたくさん転がっていました。これが水晶?判別がなんともつかなかったのですが、持ち帰ることはしません!さらにさがっていくと涸れ沢の御室川にたどり着きます。水晶峠の取付部には例の水晶盗掘禁止の看板がありました。しばらく涸れ沢を登っていくと見覚えのある場所に到着です。2年前の11月の岩屋林道の際に通った場所です。その際はアコウ平から来てこの涸れ沢から御室小屋跡を進み金峰山に向かいました。黒平分岐と言われる場所で対岸に看板がありました。しばらくここで休憩をして皆さんと協議をしました。金峰山を予定通り目指すか、アコウ平から林道経由で大弛峠を目指すか。ちょうど協議をしていると大雨になってきたので、金峰山表参道後半部をパスしてショートカットして大弛峠に向かうことにしました。この判断は結果的には良かったです。今日はとにかく早めに幕営予定地に着いて行動を停止することが一番かと。最終日は今日よりは天気が良いはずなので、明日にかけることにしました。
 2年前に幕営した場所を通過して、荒川を渡渉して軌道跡を登り返してアコウ平にたどり着きました。大弛峠までの林道は雨の中のんびりと登りました。
 大弛峠には9時半くらいに到着です。塩山駅起点で焼山峠経由のタクシーが停車しておりました。さらに強くなる雨の中、集中山行でなければおそらく躊躇なくタクシーと折衝して乗車して山行を中止していたと思います。しかし集中山行であるので前に進むのです。
 私にとって入りづらい大弛小屋では、あずさちゃんにビールを購入してもらいました。ごめんなさいです。色々と面倒なことがありまして・・・。
土砂降りの中、縦走を決行!国師ノタルへ  風も強くなってきて国師ヶ岳山頂では風雨がとんでもないのではと思いました。国師ヶ岳までの階段がつらいです。風雨がとんでもない国師ヶ岳では休憩をせずに手前の茂みで一本とりました。10時40分くらいでした。その先は樹林帯なので多少が助かりました。
 この雨の中、普通の人がネガティブ的会話になりがちですが、先頭を歩いてもらっていたハッチーからはそんな会話は一言もありませんでした。ハッチーが見たものは全て新鮮で全てが糧になるようで、精神的にダウンしそうな私も助けられました。ハッチーは今までの三峰にはいなかったタイプであり、ハッチーを今年のはじめに無理やり入会させてよかったとこの時思いました。ハッチーがいれば三峰も安泰だと。私が今まで山で経験(それほど大した内容ではないですが)したことをハッチーに全てフィードバックしようと。これが私の三峰での残りのタスクです。
 ハッチーのポジティブトークを聞きながら、高度を下げていくと、約2時間ぐらい歩いて国師ノタルに到着です。思ったより広くびっくりしました。
雨の国師ノタル 早々に行動停止  到着してすぐに水場探索です。タルから西側の岩屋林道方面への薄い下道を拾いながら下降してきますが、トラバース気味で降りていくのでルートもあまり判然としません。以前の記録を読むとルート上に水が流れていたとあったがそんな場所がないので、無理やり谷沿いに降りていくと下の方で水が出ていました。プラティパスに水を汲んでテントに戻ると大柄な方が我々のテントをじーっと観察していました。すぐにわかりました!森田さんでした。先に我々の方が大弛峠を出発したようでした。てっきり早いバスで大弛峠に到着して先に出発しているかと思っていました。森田夫妻はまだ時間も早いのでそのまま前進するとのことでした。我々はびしょ濡れなので、もちろん行動停止でテントでできるだけいろんなものを乾かす努力をしました。ラジオを聞いたりして少し弱まった雨の中、のんびり過ごすことができました。

【9月19日】曇りのち土砂降り
 今日は予報では山梨地方は午前中は曇りとのことなので、頑張ろうという気持ちで5時に出発です。多少朝日も差して、少しテンションが上ってきました。
果てしない野望を持つハッチー  ルートは樹林帯であまり展望がきく場所がないので、楽しいルートではなかったのですが、ハッチーは苔むした森、キノコなどの写真をたくさん撮ります。私もハッチーが撮影する時間をできるだけ設けるようにゆっくり歩くことにしました。東梓、両門の頭、富士見などアップダウンを繰り返して黙々と歩きます。9時前に千曲川源流のルートと合流しました。森田夫妻には会わなかったので順調に山頂に向かっていると察しました。
 9時半に甲武信ヶ岳に到着です。私にとっては12年ぶりの山頂です。森田夫妻もちょうど山頂にいました。まずはプチ集中達成です。それほどの展望はありませんでしたが、天気のせいかとても静かな山頂でした。
甲武信ヶ岳山頂でまずはプチ集中  記念撮影をして集中場所である甲武信小屋を目指します。数分で到着するかと思っていたのですが、結構時間がかかり、小屋には10時10分に到着です。事前に皆さんには10時半くらいに来てくださいと連絡していたので、永岡パーティーがすでに到着しておりました。永岡パーティーは昨晩は破風山避難小屋に泊まって暖炉のお陰でかなり暖かかったようです。普通なら小屋前は多くの登山客で大混雑ですが、全く人気がありません。屋根付きのテーブルを占拠できるとは思ってもいませんでした。大田パーティーの到着が遅れていて待っていると雨が降り出してきました。11時過ぎにモートーコールが聞こえてきました。ゆうきさんが一人だけ駆け下ってきました。伝令のような感じで11時に間に合うように一人だけ走って来たようです。数分後に皆さん到着し無事に全4パーティー集中達成です。
 あとは西沢渓谷まで下るだけですが、小雨のまま済むと思った雨は、またもや土砂降りになりました。15時過ぎに西沢渓谷入口の不動小屋に着き、蕎麦を食べたり時間を調整して永岡パーティー以外、全員でタクシーで塩山駅に向かいました。

ありえないほど静かな甲武信小屋前で集中達成

【峯川のエピローグ】
 今年の春からプランしてきた集中山行は不完全燃焼状態で終わった感があります。当初選定した場所も三峰的には間違っており、そして天気にも恵まれずに本来はこの集中は中止すべきでした。それぐらいの荒天でした。一度決行と連絡しましたが、最後の最後に中止にすべきでした。参加された皆さんの顔を見ると、そんな思いだったなあと察しました。ハッチーは例外でしたが・・・。
 おそらく私にとってはこれが三峰での最後の集中山行となるでしょう。数年後に新たなメンバーで沢ルートが少ない山で集中山行を決行して皆さんの笑顔をみたいものです。

〈コースタイム〉
【9月17日】 甲府駅(8:50)=甲府市森林浴場広場(9:55~10:20) → 尾根取付(11:05~20) → 林道(12:00~10) → 飯場跡(12:35~50) → 造林記念碑(12:55) → 神ノ子沢【幕営】(13:55)
【9月18日】 神ノ子沢(5:10) → 水晶峠(5:40) → 黒平分岐(6:00~10) → 荒川渡渉(6:40) → アコウ平(7:20~40) → 大弛峠(9:25~40) → 国師ヶ岳(10:45) → 国師ノタル(12:25)【幕営】
【9月19日】 国師ノタル(5:05) → 東梓(6:10) → 富士見(8:00) → 水師(8:40) → 千曲川源流ルート合流(8:55~9:05) → 甲武信ヶ岳(9:30~45) → 甲武信小屋(10:10~11:35) → 木賊山(11:50) → 戸渡尾根分岐(12:00) → 近丸・徳ちゃん新道分岐(13:10) → 西沢山荘(14:35) → 西沢渓谷バス停(15:00)

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