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ハイキング・百蔵山
さとう あきら

山行日 2017年1月8日
メンバー (L)佐藤、天城、森田(純)

 ハイキング例会を出してくれ~との委員長指令により、急きょ富士山の見れる雪上ハイクでもと思い企画した。
 今日は成人の日の三連休の中日。付き合ってくれる人はいるかと不安だったが、優しい天城さんと森田純子さんが手を挙げてくれてありがたや。中央線猿橋駅に集合し、路線バスで登山口へ向かう。おお、登山口には既に大型貸切バスで来ている高齢登山の大グループが。そんな大人数パーティと前後して歩くのは勘弁なので、直ぐに出発する。
 住宅地を抜けると、神社のような門構えの大きな建物があった。後で調べると私設の和田美術館とのこと。個人のコレクションを収蔵し、一般には非公開のようだ。どこの金持ちかと気になる。この裏から登山道となり、杉林の中を登る。幸い傾斜が適度でしかも一定しており、とても登りやすい。10:15展望台到着。
 真白い富士山が見えるのを期待していたが、あいにく雲の中に隠れてしまい残念だ。そのすぐ上で稜線となり、間もなく百蔵山の頂上に到着となった。

展望台、でも富士山は見えず百蔵山頂上

頂上ではモチロン宴会です  例年はこの時期、付近は雪景色とのことだったが、今日は雪は全くなし。チト物足りない。早速芝の上に銀マットを広げ、コンロを出して宴会開始だ。メニューは森田家の自家製白菜と豚バラ肉の蒸し鍋から始まり、おでんへと続く。その間続々と登山者が登ってくるが、誰もが持参のおにぎりなどをもそもそと食べては直ぐ下山していく。頂上宴会こそがハイキングの醍醐味なのに、などと勝手な理由をつけて焼酎のお湯割りなどをダラダラと飲んでいるうちに、正面の道志の山なみに雪雲がかかってきた。
 しょうがないなと下山を開始。30分ほど下った金毘羅宮を通過する頃には小雪が舞い始め、さらに1時間かかって宝林寺近くの道路に出たころには本格的な雪に変わっていた。そのまま白くなってきた舗装道路を猿橋駅まで歩き、東京行きの電車に飛び乗って解散となった。
 なお、この後さらに大雪となり、夜には中央線が不通となった。タイミングよく帰れて良かったと、自宅でまた焼酎のお湯割りを飲んだ。

〈コースタイム〉
登山口(9:10) → 百蔵山頂上(10:50~12:50) → 猿橋駅(15:20)


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