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編集後記

 2018-19の冬はスキーと雪山に夢中だった。山スキーでは1月に-18度の旭川で初めて粉雪に腰まで潜って滑った。ホームの川場スキー場へは年内から通って練習した甲斐あって3月に基礎スキー検定1級に合格した(4年越し!)。スキーは30日以上滑ったと思う。雪山では八ヶ岳天狗尾根を目標に山蔦さんと快晴くんについてトレーニングを積み3月に憧れの雪稜を歩いた。結果に執着して2つも夢が叶って振り返ると自分の中に残ったのは、その間に過ごした仲間との時間。みんなの滑り降りる背中とかテント張るのに雪にはまりながら整地したこととかお昼にスクール前で食べたお焼きとか民宿でだらだら日本酒飲んだこととか、そんな時間がただ楽しかったなぁ、たくさん遊んだなぁと、そんなことなのかもしれないなと思う。

【千葉(朋)】

 相模湖・千木良に移り住んで、この3月でまる5年になった。東京で住んでいた公団の12階からは見渡すかぎりビルで、そのすき間に富士山の両裾がわずかに見えた。ここでは360°里山だ。ちょっと移動すれば富士山の頂上も見える。甲府盆地で野菜作りをしている友人の畑では、腰を伸ばせば正面に富士山が、振り返れば北岳が・・・ぐるりと3,000m級の山並みが連なっていて迫力満点。それに比べ我が畑は規模もロケーションも超ミニチュア版ではあるが、家から見える山々を眺めていると、やっぱりその稜線を歩いてみたくなる。先日、その最後の未踏破稜線・底沢~孫山を歩いてきた。そして、歩き繋いだ小さな山々をあらためて眺めると、もはや「我が領地!」って感じで、一人にんまりしている。

【森田(純)】

 今年の冬山は雪稜に挑戦したい。冬山開幕のお正月剱岳合宿から始まり3月の3泊4日の山行まで。ルートに行くために必要な訓練、事前の下見山行まで細かいスケジュールを立て内容の濃い山行ばかりであった。特に八ヶ岳天狗尾根では1つの成果が出せたのではないかと思っています。まだまだ学ぶことが多く未熟者ですがお付き合い頂いた方々には大変感謝しています。

【千葉(快)】

 今季の雪山は年明けになってから始めましたが、積雪量が少なくまた暖かい日も続いたのであっという間に雪解けでシーズンが短く感じられました。ただ早めにふきのとうが採れふき味噌を楽しむことができました。

【津田】

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