山行日 | 2019年6月22日 |
メンバー | (講師)西村、宮本、渡辺(靖)、内田、小芝、千葉(快)、千葉(朋) (参加者)金子、菅原、和田、齊藤(慈)、早川、真鶴、野畑、清水、石毛、加藤、坂井、山口(大)、谷口、梅田 |
今年も委員会主催で会員を対象に救助講習を行った。会場は神奈川県山岳スポーツセンターとなった。クライミングウォールの階段でロープワークの訓練をし、小屋でファーストエイドと搬送の講習を行う。新人からベテランまで21名が集まり手足を動かして学んだ。また、新旧のメンバーが集まったことで会員の交流を深める良い機会となった。
講習の流れとしては、まず講師よりカラビナ、PAS、スリング、プルージックコードや、基本的なロープの結び方についてなど、クライミングの道具についての説明を行った。
講習を効率的に進めるため2班に分ける予定だったが、あいにくの雨天で全員が一旦小屋に戻り、全員でファーストエイドと搬送を実技を交えて学んだ。
天気が回復した辺りで、クライミングウォールの階段にロープを張り、仮固定からの登り返し、自己脱出、介助懸垂を学んだ。
いつも企画者により様々な工夫がされるが今回も講師陣が大きく3つに役割分担され講習の進め方、学びの機会として効果的に感じた。
1、全体を取りまとめる幹事的な講師陣
2、講習のテーマで登場し説明する講師陣
3、実演役やサポート役として登場するスポット講師陣
私は3に参加させていただいたが、少しでも運営側で講師的な立場となることで事前に練習する意識を持つようになったり、教える過程で身に付くようになると感じた。3のメンバーのために、1の講師陣は別日に都内のクライミングジムで講習の時間を取って事前に練習する機会まで与えてくれた。大変有難かった。
今回は、1日での講習ということもあって、講習後、18時から会場の地元の渋沢の飲み屋で懇親会もセットされ、新旧の交流が深まった。
講習は準備、実施にも講師陣には多大な労力がかかる。負担が偏り過ぎず、みんなで成長し、会のチームワークが形成されるような講習が望まれる。いつも大変勉強になるが、今回も充実した時間となった。
参加させていただき有難うございました。