山行日 2020年11月28日~29日
メンバー (L)青木、清水、妹尾(篤)、菊池
季節は少し外れていますが、美しい花の山として古来より名高い神津島天上山の船旅登山へ行きました。
残念ながら季節は晩秋のため花は見られませんでしたが、頂上から360度全周見渡せる大パノラマの景色は圧巻でした。
【11月27日】
前夜21:00竹芝ターミナルに集合。東海汽船「さるびあ丸」に乗り込みここから約10時間の船旅です。
船内3Fの雑魚寝スペースの寝る場所を確認したら、時間もたっぷりあるので海風を感じながらデッキで宴会を開始。今回同期の妹尾君も参加していましたが一緒に飲むと真面目そうに見えて意外と毒舌。そんなこんなで夜は更けていきます・・・。
【11月28日】
早朝起きると青空の広がる天気。伊豆大島や新島を見ながらのんびり船旅を楽しんでいると、徐々に神津島が近づいてきて10:00に神津島着。
東京に比べて港の海も青く美しい!
今晩お世話になる民宿菊乃屋さんのご主人に車で迎えにきて頂き、宿に荷物を置いたら早速登山スタートです。11:00黒島登山口から登山開始。登り始めてすぐに森林限界を超えたような背丈の低い立木になり開けた景色になっていきます。30分ほど登るともう稜線につくので下を見ると青い海と青空の素晴らしいコントラストが見えます。なかなか本州で綺麗な海の見える山には登らないので新鮮な気分に。
そのあと山上にありながら砂漠のように見える表・裏砂漠では雄大な景色がみえて結構興奮しました。
また、神津島は伊豆半島から数10kmほどしか離れてないのに植生がどことなく南国を思わせる雰囲気でいつもと違う山を楽しめます。残念ながら天上山の人気スポット不動池は水が枯れていましたが、本来は池がハートの形に見えるおしゃれスポットのため次に来る機会があればぜひ水がある姿をみたいところ。
最後に島を見渡せる通称天空の丘に登ると冒頭にも書いたとおり360度の大パノラマの景色!青木さんやミーコさんも興奮していましたが、伊豆大島だけでなく三宅島まで見えて天上山を堪能することができました。
その後14:45に白島登山口に下山して天上山登山は終了。
まだ宿の夕飯まで時間があるので神津島温泉センターで温泉につかり夕日を眺めてから宿に戻って、豪華な夕飯(シマアジの刺身やイサキの塩焼きなど食べきれないほど豪華!?)に舌鼓を打って1日目は終了。
【11月29日】
この日は9:30出航の船に乗って戻るだけなので島内をぶらぶら観光しました。お土産物を見て浜辺を歩いたらすぐ出航の時間になってしまい、名残惜しいですが行きと同じ東海汽船「さるびあ丸」で帰路に着きます。
帰りも同じく10時間かかるためお酒飲んだり昼寝したりのんびり過ごして今回の旅は無事終了しました。
【最後に】
今回初めて船での島旅ということでワクワクして参加させていただきました。神津島はどことなく異国情緒な雰囲気があり、天上山も標高が576mほどしかないにも関わらず植生の違いや常に海の見える景色から本州とはまた違った雰囲気のある山になっています。
コースタイムもゆっくり登って4時間半で周回できるので本当にのんびりとした山旅、島旅を楽しませていただきました。
最後になりますが例会を出してくれた青木さん、明るく楽しく盛り上げてくれたミーコさん、同期で仲良くしてくれた妹尾君、本当にありがとうございました。
〈コースタイム〉
天上山黒島登山口(11:00) → 千代池(11:40)~表砂漠(12:00) → 裏砂漠(12:30) → 裏砂漠展望地(12:45) → 不動池(13:10) → 天空の丘(13:25) → 天上山山頂(13:45) → 天上山白島登山口(14:45)