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縦走・蛾ヶ岳~精進湖
佐藤 功

山行日 2021年2月6日~7日
メンバー (L)鈴木(一)、瓜田、菊池、佐藤(功)

 10月に入会したものの諸事情により、なかなか山行に参加できない状況が続き、体がだいぶ鈍っていたこともあり、歩ける喜びを感じながらの山行参加となりました。
 今回の縦走ルートとしては、甲府盆地の南方にあり、御坂山地の最西部に位置する四尾連湖(しびれこ)から蛾ヶ岳(ひるがたけ)、三方分山を経て本栖湖まで行くものです。
 参加にあたりリーダーより、四尾連湖は、『ゆるキャン△』というマンガに出ているので、予習をしておくこと!との指示がありました。

【2月6日】
 特急あずさを甲府駅で乗り換え、身延線市川本町駅に10時半に到着したが、春先のような暖かさで、寒さを感じることはなく少し暑いくらいでした。事前情報どおり雪はなし。
 四尾連湖まではなだらかなハイキングルートで、少し行くと小さいながら湖が見えてきて、水明荘でキャンプ場の受付が続々と始まっていました。
 キャンプ場は、水明荘の湖を挟んだ対岸にあり、林に囲まれた良さげなキャンプ場でした。マンガにも出てきたというチャイを飲んで休憩しました。
 ちなみに時間がなくマンガの予習はしておりません(3名)。

静かな四尾連湖蛾ヶ岳山頂

 休憩後、蛾ヶ岳に向かうべく歩き始めたが、山頂に行く前の急登がリハビリにはかなりきつい。
 リーダーは、一番重くて大きいザックを背負っているのに一番動きがよく、体が仕上がっている感じ。
 残る3人は、リーダーと距離を離されながらも何とか登頂し、蛾ヶ岳山頂から富士山を拝むことができました。
 幕営地は、蛾ヶ岳から少し行った折門峠付近とし、夕飯のしゃぶしゃぶを楽しみ、大量の落ち葉でふかふかとなった床でぐっすり寝ることができました。

落ち葉でふかふかの幕場

【2月7日】
 蛾ヶ岳から先は急降下となり若干荒れてくるが、道標もあり特に問題なし。
 途中ルートがわかりづらいところがあるが、尾根沿いを進む。
 途中、水場あり?の錆びた看板があるが、ありそうもないよねと話しながら進んでいく。
 ところどころ急登があるが、体が仕上がっているリーダーは、やはり速い。
 今回の縦走では三方分山の標高が一番高いが、疲れていたせいか、あまり記憶がない。
 蛾ヶ岳からパノラマ台までは、人に会うこともなく静かな山行となりました。
 パノラマ台は、名前どおり麓の樹海から富士山を含めた素晴らしいパノラマビューであり、パノラマ台で休憩後、烏帽子岳を経て本栖湖に下山しました。
 2日間とも天気が良く、富士山、八ヶ岳、南アルプスを拝みながら筋肉痛が気持ちいい楽しい山行となりました。
 リーダーはじめ、皆さま、ありがとうございました。

〈コースタイム〉
【2月6日】 市川本町駅(10:20) → 四尾連湖(12:00~12:30) → 蛾ヶ岳(14:00) → 幕場(15:00)
【2月7日】 幕場(6:00) → 釈迦ヶ岳(7:30) → 三方分山(8:40) → 本栖湖バス停(11:30)

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