トップページ > 岩つばめ一覧 > 岩つばめ365号目次

ハイキング・川苔山
菅原 康之

山行日 2021年5月29日
メンバー (L)菅原、鈴木(一)、高橋(祐)、永岡

真名井沢林道入口  4月に入会された山初めての方対象に、久々に4月、5月、6月と奥多摩の例会山行を企画してみました。約25年ぶりだと思います。
 お初の方が参加だと思うと使命感と緊張感の山行だと考えていましたところ、気心のしれたメンバー達でほっとしました。
 今回は駅to駅山行でマイナーな真名井北稜から川苔山を目指し赤杭尾根下山後、古里駅にてプチ宴会コースです。
 定刻に全員川井駅に集合、舗装路をウォーミングアップと世間話しをしながら真名井沢橋まで1時間かからずに着く。今日は暑くなりそうだ。
 ここより真名井沢林道を少し入ると右側に送電線の巡視路が延びている。ここが真名井北稜の登り口です。
 スギ林の斜面を暫く登ると尾根に上がる。尾根は広めだがしっかりと踏み後があるので迷うことはない。また興醒めするが送電線鉄塔が4本程立っているので目印にはなる。植林の中、勾配が緩やかな道が続き伐採地からは向かいの赤杭尾根や高水三山が見渡せる。当初の天気予報では雨模様だったが、晴れて蒸し暑い。下山後の飲み物が待ち遠しい。
 900m辺りから急登が続き自然林の緑が映えてくる。いくつかピークを越え、1,000m地点あたりは尾根が細くなるが、進路をやや西に進むと広めの場所、真名井沢の頭に到達ここで北稜終了です。ここは防火帯にもなっている赤杭尾根の縦走路に飛び出ます。
 後は縦走路を30分程歩くと川苔山山頂に達します。

真名井沢ノ頭川苔山山頂

赤久奈山  川苔山は人気の山でたくさんのハイカー達で賑わっている。三峰の山行では人に会うのが珍しいルートが多いので我々はびっくり。早々に行動食を口にして下山にかかる。
 下山路は南斜面の植林で一般登山道なので黙々と足を運び、途中キイチゴの群生地で食し、赤久奈山に寄る。
 予定より早めに古里駅に下山、アルコール提供の店がもともと古里駅にはないので早々にコンビニに飛び込み各自お目当ての飲み物を持ち、無事下山を祝いました。

〈コースタイム〉
川井駅 → 真名井沢橋 → 真名井沢ノ頭 → 川苔山 → 赤久奈山 → 古里駅


トップページ > 岩つばめ一覧 > 岩つばめ365号目次