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沢登り講習・中川川マスキ嵐沢
湯澤 遼太郎

山行日 2021年4月18日
メンバー (L)千葉(快)、野畑、坂井、高橋(祐)、佐藤(功)、首田、湯澤

840m付近の滝  沢登りとしては少し早い時期の山行。当初の予定では前日にモロクボ沢に登り、一泊した後マスキ嵐沢に入る予定であったが、前日(4/17)が雨の予報であったためマスキ嵐沢のみ登ることとなった。メンバー構成は、沢登りの初心者が4名、そして経験者が3名。
 集合場所に全員が集まったのは8:40頃だった。天気が良いことに感謝しながら行動開始。15分ほど林の中を歩くと沢と出合った。普段は沢を渡るのに使う石が見えているらしいのだが、前日の雨で増水しておりそれが見えない。その場所で装備を整えた。その後30分ほどでマスキ嵐沢の入渓点に到着。そこから沢の中を歩くのだが、まだ4月であり寒かった。講習ということで、分岐があるたびに地形図を取り出しルート確認をしながら歩き進めていった。一度休憩をはさみ、11:20に840m付近の滝に到着した。ロープを出して滝を登る。

920m付近の大きな涸滝  増水のため、水の勢いも強くなかなか大変であった。この滝を登り終え15分ほど歩くと、水が少なくなった。普段は水が涸れているそうなので、前日の雨の影響は大きいようだった。12:55に920m付近の大きな涸滝に到着。ロープを出し、アッセンダーを装着して登っていった。足場、ホールドともにしっかりあったが、大きな滝を登るのはやはり緊張した。

権現山の頂上から  その後、ザレ帯を進んで稜線に出た。13:55に権現山の頂上に到着。天気も良く、丹沢湖がきれいに見えた。
 計画では鬼石沢を下降し駐車スペースまで戻る予定であったが、時間の都合で権現山の南西尾根を下っていくことになった。地形図とコンパスを頼りに南西尾根を下り、15:30には無事に駐車スぺ―スに戻ってくることができた。


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