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沢登り・楢俣川洗ノ沢
菊池 啓

山行日 2021年5月16日
メンバー (L)澤野 、高橋(祐)、菊池

【5月15日】
 21:20待ち合わせの成増駅に集合時間の10分前に着く。いつも川パンではお世話になっている澤野さんだが山でお会いするのは初めてなので緊張半分、ワクワク半分で集合場所に向かう。途中でハッシーとも会い、無事澤野さんと合流。
 ところで、今回初めて澤野さんのMINIに乗車しましたが、ジャズがBGMに流れていてなんというかおしゃれ。澤野さんの雰囲気に合った上質な空間を感じながら一路前泊地である道の駅みなかみへ。
 道の駅みなかみでは、澤野さんの登山遍歴や山の経験談を聞きながら仮眠。

【5月16日】
 5:30起床、6:00に道の駅出発。天気はギリギリ雨が降らないぐらいの曇り。7:00に楢俣ダムにつくと準備開始。今回は山菜をとって岩魚を釣りながらののんびりした山行のため時間と心にもゆとりがある。
 林道では小雨に降られながら山菜を探すもふきのとうぐらいしか見つからない。澤野さん曰く時期が1週間ほど早いのかもしれないとのこと。それでも雨に濡れた新緑の緑に心が洗われるようでした。
 8:40入渓点着。橋の横から2m下の河原におりて入渓するのですが、ここで澤野さんが時間もあるので懸垂下降の練習をさせてくれました。自分もハッシーもそこまで懸垂下降に慣れているわけではないので、丁寧にロープの縛り方や懸垂下降の注意点を教えてもらい非常に勉強になります。
 入渓後も、沢での歩き方や増水時の水が出る直前の雰囲気、沢の形からくる水の流れなど色々アドバイスをくれて澤野さんの紳士的な感じが非常に印象に残っています。
 沢自体はほぼ滝もなく若干の増水気味であるものの穏やかな様相。時たま釜の前やトロ場で澤野さんが竿を出すも今回はイマイチ釣れません。自分も竿を貸していただいて初めての渓流釣りにチャレンジするも・・・ムズイ!まったく竿を振れないしすぐひっかけてしまう。結局この日は小型の魚を1匹釣るも小さいのでリリースして坊主状態でした。
釣れたのはこれだけ(リリース)  前回の沢で和田さんから竿をもらっているので、今後は渓流釣りデビューしたいが不器用な自分にはむずかしいなあ・・・。
 天気も小雨のままなのと雪渓が残っているのか水温も低くなってきたので、今回は沢を半分ぐらい遡上したところで早々に脱渓。左岸に登り一段高い高台を入渓点手前の林道まで山菜をとりながら戻り山行は終了しました。
 下山後は多少取れた山菜をその場で天ぷらにして食べましたが、これがまためちゃめちゃうまい!!この時期にみんな山菜山行にはまるのも納得の美味しさです。来年以降はもっと山菜に詳しくなりたいなと思う例会でした。

〈コースタイム〉
楢俣ダム(7:20) → 洗ノ沢にかかる橋=入渓点(8:40~9:10) → 90度ゴルジュを抜けた小滝=脱渓点(11:50) → 林道合流地点(12:30) → 楢俣ダム(13:00)


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